2017年8月29日 (火)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑬ 【最終回】

前回の投稿から、ずいぶんと日にちが経ってしまいました。旅行記が完結してないのを気にしながらも、毎日、桃と闘いながら過ごしておりました。すみません。

では、最終回をお届けします。

※長文注意です。






↓↓↓↓

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

インド・ネパール茶畑視察の旅⑨

インド・ネパール茶畑視察の旅⑩

インド・ネパール茶畑視察の旅⑪

インド・ネパール茶畑視察の旅⑫

の続きです。

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旅程の最終日、カトマンズで迎える朝は快晴でした

早起きして、念願の『ヒマラヤン・マウンテン・フライト』にチャレンジしようと飛行場へ向かいました

料金はおいくら万円だったかな

忘れることにしました (笑)
(高かった)

次はいつヒマラヤに来れるかわからないし、しかも、天候次第では飛ばないので、乗らないという選択肢は無いです。

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飛行場には専用のゲートがありました

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↑チケット

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乗客12名の小さな飛行機です。

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私は最後尾のシートでした。機内全体の様子がわかりました。

離陸すると、まもなく、目の前には、ヒマラヤ山脈が広がりました。

「うわ~~~」「うぉ~~~」・・・・。

みんな歓声をあげてました。

チケットに山の名前が書いてあったので、窓から見える実際の山と照合しようと試みましたが、山がいっぱいありすぎて、見分けがつかず、えぇぇぇ????

ヒマラヤ山脈だもの。

これじゃ、エベレストがどれだか、わからないんじゃないか?と不安に思っていたら、アトラクションタイムが設けられておりました。

エベレストに近づいたところで、1人ずつ、順番にコックピットに呼ばれます。

パイロットが指でさして、山の名前を説明してくれました。

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キタ~~~~

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↑ 生・エベレスト!!

人生初のエベレスト!!

エベレスト! エベレスト!

エベレストを目の前で見れるとは!!

今回の訪れた茶畑は、脈々と連なる、このヒマラヤの険しい山の中にあったことを、天空から再認識することができました。陸路で移動するにも過酷な旅程でしたが、世界中の人々が求める最高峰の紅茶の産地がこの山脈にあることを思うと、旅を締めくくるのに、このフライトは感無量でした。


飛行場からホテルに戻り、もう朝食は終わっているだろうと諦めていたのですが、朝食タイム終了時間まで、あと10分ある!と知ったので、レストランに滑り込み、ビュッフェを手あたりしだいお皿に盛って、速攻でエネルギー補給を済ませました。
(この欲深さは自分でもスゴイと思いました)

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時間が無いのに、やたら頭がさえていて、写真を撮る余裕もあったりして。

お料理がとても美味しかったので、ゆっくり食べたかったな~と後悔。

(滑り込んめただけでもラッキーだったのに・・・もう充分だろっ)

さらに、欲張ること、カトマンズ市内をちょっと見たかったので、タクシーで10分くらいのところにある世界遺産の町並を散歩してみました。

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↑蚤の市 

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↑チャイ屋さんの店頭にクリが無造作に置いてありました。

チャイを一気飲み

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急いでホテルに戻り、出発の準備。

とても居心地の良いラグジュアリーなホテルでした。

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アナプルナホテル(カトマンズ)








ホテルをチェックアウトして、引き続き、カトマンズの市内観光は、

バター茶のカフェへ。

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薄暗くて、汚い店内 

(現地ガイドさんが連れて行ってくれたのだけど、あまりの汚さに無言・・・)

家族でやっている感じで、バター茶を作るところを見せてくれることになり、材料も公開してくれました。

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バターにカビが生えてるし・・・

ブルーチーズじゃあるまい。

事故が起こってからでは遅いので、ちょっと口を付けて終わらせました。

なので、味、覚えてましぇん(笑)

市民の日常を知りたくて、スーパーマーケットに行きました。

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予想をはるかに超えてキレイで近代的でした。

このスーパーは安いという印象がなく、蒲田のインドバザールで買えばいいや~って思ってしまって、ひたすら見物客に徹しました。現地では富裕層が利用するスーパーなのかな?










旅の最後の食事は、ジュンチャバリ茶園のロチャンと共に。

ジュンチャバリ茶園はバチャンとロチャンの兄弟で経営していて、バチャンは茶園に常駐、ロチャンは世界にジュンチャバリを広める広報営業マン。

バチャンには茶園でお世話になりましたが、ロチャンとは茶園ではお会いできず、ネパール最後の食事をカトマンズでご一緒することができました。

ロチャンは日本と日本文化が大好きで、日本語のレパートリーはさほど多くはないのですが、

「私はヤクザです」とか言うんですよ。(←誰かが教えちゃったんですね~)

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これまでの食事とは風味が違う。

美味しい美味しい美味しいと食べ進み「こういうネパール料理もあるんだね~~」なんて話をしていたら、「ここ、タイ料理のレストランじゃないの?」と仲間の1人が気が付いて、大爆笑。

味覚を生業にしている集団が、ボッケボッケで、もう疲れがマックスだったのかもしれません。もう笑うしかなかったです。

最後にバスに乗るところまでロチャンがお見送りしてくれました。

写真を撮って、カトマンズともお別れ。

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ロチャン、11月にまやんちに来てくれるとの事です。

うまくスケジュール調整が取れるといいのですが、ロチャンを囲んでジュンチャバリ茶園をテーマにティーパーティーを開催する予定ですので、日程が決まったら、ご案内しますね。

ロチャンはすごいです。日本のこと、日本で会った人のこと、人と人のつながり、日本の地名、なんでもかんでも覚えているスーパー記憶力には敬服しました。面白くて笑っちゃうくらいでした。誰もがロチャンの営業力を褒め讃えているのを、実際にご本人にお会いして納得しました。

ジュンチャバリ茶園が創業から、わずか十数年にして、最高級ネパール茶の代名詞となるほどに世界中にジュンチャバリを売り込んだ営業マンですよ~。

まやんちでジュンチャバリティーパーティーが実現すれば、お茶の美味しさとともに、ロチャンの面白さもご紹介したいです。

良いものを作って、上手に売る。

(↑ジュンチャバリでの学び)



カトマンズの街とお別れをして、空港へ。

カトマンズ→デリーを経由して帰国となります。

最後に機内食3連発、どうぞ

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エアインディアの食事は、思ってたよりも美味しかったですよ~。

でも、もう、しばらくの間、カレーは要らない





以上で、『インドネパール茶畑視察の旅』を終わらせていただきます。

自分にとっての備忘録になればと綴った拙い旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。


これからは、ティールームのお客様、お教室の生徒さんたちに、世界に誇るヒマラヤが生み出すお茶の魅力を、今まで以上に熱くお伝えしていきたいと思います。





※番外編※

旅の総集編として、便利グッズをご紹介。

今回の旅は温度差が30℃以上ある環境に身を置くことになるので、防寒対策も必要でした。でもカサばるダウンコートは持っていけないけど、その機能は欲しいところでした。偶然見つけたのがユニクロのこれ。ぎゅっと折りたたむとペンケースくらいの小さな巾着袋に入ってしまう優れものでした。保温力も抜群でした。

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↑ユニクロ三姉妹、と命名

(偶然にも3人同じジャケット)

自分の顔まで隠すことないか、と今思いました。





それと、もう1品。

いつも個展やワークショップお世話になっているブアノビのパスパートケースにも、本当に助けられました。パスポートはもちろん、航空券、様々なチケット、スーツケースの鍵、両替の明細やら何やらと、すっきりと整理して入れることができます。マジックテープで開閉ができるので大荷物を持っている状況でも片手で開閉ができました。ファスナーで区画されているところがあったり、キーホルダーをつけるところもあったり。旅慣れたデザイナーの福島さんの配慮が随所に感じられ、機能的に計算され尽くされておりました。ブアノビの作品は派手で目立つので、ごちゃごちゃしたバッグの中でも、どこにあるかわかるのも有難かったです。

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2017年6月19日 (月)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑫

インド・ネパール茶畑視察の旅①

 

インド・ネパール茶畑視察の旅②

 

インド・ネパール茶畑視察の旅③

 

インド・ネパール茶畑視察の旅④

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑨

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑩

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑪

 

の続きです。




ホテルを出て、まもなく、到着。

 

ジュンチャバリ茶園

 

茶園に足を踏み込んだとき、インドならまだしも、ネパールの茶園に来れるなんて、夢のように思いました。ずっと憧れていた茶園です。

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歓迎のストールをかけていただき、

 

茶園のスタッフの皆さんと同じエプロンをいただきました。

工場専用のサンダルに履き替えたうえに、さらに、靴底を水で洗うという衛生管理。

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マスクにキャップ

 

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萎凋槽

 

床がキレイ。衛生への配慮がすごい。

 

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下層階にある揉捻機へと茶葉を移動させます。

 

 

 

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揉捻機

 

 

 

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スタッフの皆さんの制服が素敵でした。


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↑これ、何をやっているかわかります?



製茶した茶葉を最後にふるい分ける作業です。

 

この作業を機械でやるのが一般的なのですが、手作業でやっていました。

 

お茶仲間たちも「手作業ですか?」とびっくり。

 

当然のように「茶葉が壊れないからね~」という返答でした。

 

ザ・ハンド・ソーティング!

 

’あたりまえ’の基準が高い!

 

どの業界、どの職種にも言えることだと思いますが、’あたりまえ’の基準が高いことが仕事の質の高さだと思います。手間がかかること、面倒なことでも、お客様のため、自分の喜びのために手を掛ける事ですね。一見、利益から遠ざかるように思えますが、何かで自分に戻ってくるものです。本当に大事なことだと思いました。






ジュンチャバリ茶園は、
2001年創業の新鋭の茶園で、今年17年目。

 

Bachan (バチャン)とLochan(ロチャン)の兄弟が経営しています。

 

役割としては、バチャンは茶園に常駐、ロチャンは世界にジュンチャバリを広める営業マン。

 

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↑こちら、バチャン。

(この後の記事にロチャンの写真が出てきますよ。似てるから間違えないで)











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↑ティスティング↓

 

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うわ~~美味しいのあった!!

 

仲間全員一致で、購入量も確定し、購入の申し出をしたところ

 

ガ~~~ン

 

カナダ最大手の紅茶屋の社長がタッチの差で買ってしまったと。

 

↓この悔しさを忘れないために、パチリ。

 

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というわけで、二番目に美味しかった茶葉を連れて帰ることになりました。

 

まやんちで提供しているのが、その子です。

 

二番目と言えども、お飲みになったお客様は感動に浸りながらお帰りになっています。

 

そうとう美味しいですから。







さて、茶畑に出ていく時間になりました。

 

標高の高い山ですから、太陽が近く感じて、ジリジリしていました。

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茶摘みさんの手元を撮影

 

 

 

一芯二葉 を摘みます。

 

(新しい芽とその下にある2番目の葉と3番目の葉)

 

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ナマステ~

 

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摘んだ茶葉はこのように籠に入れます

 

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これくらい急な傾斜なので、立っているのも大変です。

 

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茶摘を見せていただた後に、

 

畑を案内してくれたマネージャーのモーリスさんに、ダメモトであるお願いをしてみました。

 

昨年の秋に、ロチャンさん(ジュンチャバリの経営者)が来日したときに、友人の神奈川の畑から、茶の苗木を運んで行かれました。その苗木は元気なのか、ちゃんと育っているのか、とても気になっていました。もし、可能なら、その畑まで案内してくれないか、お願いしてみました。

 

そしたら、快諾してくださり、険しい山道を案内してくれました。

 

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↑【AFTER】元気に育っていました!!




↓【BEFORE】昨年の秋、苗木でした。

 

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地球はつながっているというか、なんというか、感極まりました。




 

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最近の茶葉の品種を比較して説明してくれました。

 

最後に、ゲストハウスにお招きいただき、ランチパーティー。

 

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↑前に来た日本人が日本語の表記を教えたそうです。

 

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お料理がほんとに美味しくて、ジュンチャバリのお茶と同じで、優しさを感じる味わい。おかわりして、お腹いっぱいにいただきました。

 

今回の旅行で、ずっと生野菜を避けておりましたが、ここだけは信頼できると確信して、初生野菜!いただきました。

もちろん、カラダに異変はおきませんでしたよ。

 

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テラスのお席で、訪問者帳に記帳。

 

日本からのお土産(桜のヨックモック)を先程のカナダ人が食べていた(笑)

 

なんてこった

 

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ワンコ飼っている





ジュンチャバリ茶園での歓待に感動の連続で、夢のような時間を過ごしました。

 

ずっと住んでいたくなりましたが、今日中にカトマンズに着かないと帰国できませんので、別れを惜しんで空港へと向かいました。





☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 

ジュンチャバリ茶園

 

工場の標高:1850m

 

創業:2001年

 

栽培面積:96ha

 

従業員:250人

 

生産量:年間20t 

 

生産茶種:紅茶60% 緑茶20% 烏龍茶15~19% 白茶1~2%

 

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆








ビラトナガル空港に到着

 

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国内線でカトマンズに移動する待ち時間

 

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簡易な空港でした。





カトマンズに到着して、すぐにネパール料理のレストランへ向かいました。

 

閉店間際(いや過ぎてたかも?)の迷惑な日本人客、ほんとにすみません。

 

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ポップコーン

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食前酒

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ジャガイモ

 

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ネパールのビール 像さんの取っ手がかわいい

 

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お約束のモモ

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豆のスープ

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最後はやっぱりカレーで〆る

 

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チャイ


ネパールの料理は、はやり、こちらのレストランでも、スパイスは効いていても、インドに比べると上品な味付けでマイルドでした。

 

 

 

 

 

 

 

カトマンズの中心地にあるホテル

 

アンナプルナホテル

 

に到着。

 

 

 

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不思議なこともなく、文句なしの快適ホテル。



やっとWi-Fiが繋がり、超久しぶりに、夫に「無事だよ」のラインを送りました。

 

ずっと山にいたので、レンタルWi-Fiを借りた人でさえ、使えなかったです。いつでもどこでも連絡が取れるのが当たり前の時代になっているのに、連絡手段が途絶えるというのは不安でした。でも、繋がらない、と割り切ってしまうと、それはそれで快適で、『今』『ここ』『自分』に集中できるので、悪くないな~と、ネットが無かった時代の豊かさをを思い出しました。


盛りだくさんな一日、安眠ホテルで眠りに就きました。

 

 

 

つづく → ⑬

 

次回は最終回です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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インド・ネパール茶畑視察の旅⑪

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

インド・ネパール茶畑視察の旅⑨

インド・ネパール茶畑視察の旅⑩

の続きです。


惜しくも、イラムの町を楽しむ時間が取れず、バスに乗りました。次の目的地は、ジュンチャバリ茶園のあるダンクタという町です。




車窓から見る景色は、ずっと単調で、眠る→首が痛くて起きる→眠る→腰が痛くて起きる,

たまに、仲間と話す、の繰り返しでした。ただ車に乗っているのも、相当の体力を使います。

暗くなってきて、車のライトだけで道を照らしているので、恐怖のドライブが続きました。



ようやく、ホテルに着いたのは夜の10時近く

「到着しました」とバスを降ろされたけど、暗闇の中にホテルは見えません。

ホテル、どこ??

途中の道路に陥没しているところがあるため、バスは通行不可能とのこと。

この山の上にホテルがあるから、歩いて行ってくれと!

スーツケースはホテルの人が取りに来てくれるから、道路に置いといて、と。

スーツケース、置き去り???

通行人の気配すらない場所だから、さすがに泥棒はいないと思うけど、大事な茶葉が入っているスーツケースを置き去りにするのは心配でした。かと言って、自分で運ぶ自信もないし。ここは覚悟が必要でした。


道路にスーツケースを置いて、路面を懐中電灯で照らしながら、登っていきました。

山の上にあるホテルに到着して、ほっとする間もなく、夜食。

こんな遅い時間なのに、夜食の対応してくれるなんて、ネパールの人は親切です。
山の下までスーツケースも取にいってくれました。

疲れ切っていて、夜食の写真を撮り忘れるという失態

そして、何を食べたのか、記憶にもない。残念です

翌朝、良く晴れていたので、ホテルの正面に出てみたら、昨夜、懐中電灯を照らして登ってきた道がはっきり見えました

↓ここを登ってきたのか~~

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周囲に自然以外の何もない、のどかな風景。

ホテルはとても素敵でした。

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山の上にそびえ建つ

ホライズン・マウンテンリゾートホテル

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吹き抜けを上層階から撮ってみました。

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部屋もなかなか高級感がありました。

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↑トイレがキレイで感動☆彡

でも、やはり、謎のホースが付いていました。(このホース、怖くて触ることもできなかったけど、道中に1回くらい、どんなもんなんだか、自分の経験のために使ってみればよかったと後悔しています。)

前日のイラムも、ここダンクタのホテルも共通しているのは、シャワー室とトイレとの境目がなくて、トイレに入るにも床がビチョビチョになっているという点。ここのホテルにはビーチサンダルがあったので、トイレの時は履くようにしました。前日のホテルではわざわざ自分の靴を履いてトイレに入りました。

このへんじゃ、高級ホテルだろうに、こういう不思議、なんとも思わないのかな?って。

ホテルの屋上からは、ヒマラヤ山脈が一望できて、カンチェンジュンガを写真に撮ることができました。

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さ、今回の旅の最大級の目的地、

ジュンチャバリ茶園へと向かいます。

つづく→⑫へ

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2017年5月30日 (火)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑩

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

インド・ネパール茶畑視察の旅⑨

の続きです。




シャングリラ茶園からホテルに戻り、ほっとする間もなく、

次の行動に移りました。

ホテルの近くに徒歩で行ける茶園があるということなので、

てくてく歩いて向かいました。

泊まったホテルはイラムの街の中心地にあるグリーンビューホテル。

ホテルの周辺は商店街があり、賑やかです。

そんな中心地でも、路地を一本入ると、茶畑が広がっています。

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道の両脇が茶畑です。

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何か建設するんだか、壊しているんだか、よくわからない風景

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茶畑の下には、中心地のバスターミナルがありました。

このように、商業圏に茶畑があるんだか、それとも、茶畑の中に商業圏があるんだか、商業と農業が共存している風景が、面白い町でした。





ホテルと茶園を結ぶ道の写真を何枚か・・・

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木にTシャツを干しています。
(自分ちの物干しより、早く乾くね。賢い。)

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子供たちが、ギャーギャー騒いで、蛇を捕まえようとしていました。

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↑紅茶屋さん

 左側の壁面に吊るしてある物に注目!

↓チーズです

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このチーズ、チュリュッピと言います。

かなり固いです。(ハード系、という表現を超えています)

小さくカットしたものを口に入れて噛みながら、茶摘みをします。

ゆっくり溶かしていくものだそう。










ホテルから15分歩いて

『イラムチャバリ茶園』に到着しました。

こちらは、ネパールで最古の茶園と言われています。

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これまで訪れた茶園と比べると、規模は小さめです。

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↑これで摘んだ茶葉の重さを量ります 

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残念ながら萎凋槽に茶葉はありませんでした。

ファーストフラッシュの萎凋時間は、だいたい8時間程度と言われています。そうすると、前日の日暮れまでに摘採した茶葉を萎凋槽に並べて8時間後となると、早朝に行かなくては見れないわけです。真昼間に行ったので仕方ないです。





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↑揉捻機の大きさも小規模でした。

盤のヒルの形状もいままでの茶園とは違いました。

上の階の床に穴が開いていて、そこから萎凋した茶葉を落として、落としたところに揉捻機が設置されているという大規模な茶園の設備とは異なり、萎凋茶葉を都度運んで揉捻機に入れるという作業を行っておりました。



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緑茶用の殺青機がありました。

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燃料となる薪が積まれていました。




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↑乾燥に使う熱源は薪でした。

このエリア、電気に頼れなのかも?

ホテル滞在中も頻繁に停電が起こってましたので、もしかして、電気より薪の方が確実なのかな~。なんて思ったりしました。

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一通りの工程を見せていただき、最後にティスティング。

う~~~ん。

残念ながら、どの子を連れて帰る、という話にはならず。




☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

イラムチャバリ茶園

2000年から民営化

標高 1560m

栽培面積 48ha

生産量 1年で80t

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡







そして、またもや、昼食の時間をとうに過ぎてしまいました。

ホテルに戻って、遅めの昼食。

ネパール料理

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麺がのびているけど、めちゃ美味しい。トゥクパ

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↑モモ 肉肉して美味しかった

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また、カレーのような・・・

インドと違って、ネパールは優しい味付け。もちろん、スパイスは効いていますが、インドほど強くない、脂っぽさもライトに感じました。



久しぶりにお腹いっぱいなるまで食べた食事でした。

満足!




真昼間なので、このあとイラムの街で遊びたいところですが、すぐにでも出発しないと、次の目的地に今日中に着かないということなので、やむなく、イラムとお別れしました。

次は、ジュンチャバリ茶園のあるダンクタへ向かいます


つづく →⑪へ

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2017年5月29日 (月)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑨

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

の続きです。

夜遅くに到着したのに、ホテルの好意に甘えて夕食を作ってもらって、ようやく就寝したと思ったら、翌朝も早い時間から茶園に向かうという、ネパール・イラムの茶畑視察の1日が始まりました。

この日も、茶園に到着する前に、ホテルが持たせてくれたお弁当を車中でいただくことに。

もちろん、期待はしておりませんが・・・・。

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↑どこんちも、お弁当は、こんな感じ(笑)

トーストしたパンが焦げてる!!

今日は卵1個。

ウェットティッシュで林檎を拭いてから食べるのも、もう慣れっ子。



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さて、ネパールの茶産業について。

インドが紅茶の生産国であることは、一般的に知られていますね。

(ちなみに紅茶の生産量・国内消費量は世界第1位です)

それに比べて、ネパールの紅茶は私たち日本人にはあまり馴染みが無くて、茶産地だということも知られてないかもしれません。

この日に私が訪れたイラムという茶産地は、ネパールの東部山岳地帯で、ダージリンと同じヒマラヤ山脈の麓にありまして、標高も気候も栽培品種もダージリンと同じです。

ネパールのお茶の起源については諸説ある中で、私がイメージできるのは、19世紀半ばに当時の首相の子息がダージリンを旅して、茶畑の美しさ、ダージリン紅茶の美味しさに感銘を受けたのをきっかけに、ネパール東部の山岳地帯イラムに茶園を開いたのが始まり、と言われている説です。

その一方で、ダージリンのお茶の起源は・・・。インドのアッサムに自生しているお茶が発見されてから、アッサムの品種をダージリンに植えてもなかなか根付かなかったのに、中国から持ち込まれた品種はうまく根付いて、それが今日のダージリンティーの礎となりましたね。その中国から持ち込まれたのも19世紀半ば。そうすると、ダージリンとほぼ同時期にネパールにも茶産業が始まった、ということになります。

しかし、ほぼ同時期?というのが、疑問なのです。ネパールの首相子息がダージリンで感動するほどの茶産業になってなたのか、という疑問です。だから諸説あると言われるのかな、と思います。

そうすると、8世紀にさかのぼり、チベットの王様がネパールから花嫁を迎えた御礼にお茶の木を贈って、それを植えたのが最初という説なのかな??

(疑問のまま)(誰か教えて~~)

ネパールの茶産業は政府の支配下にありましたが、1985年に政府はジャパ・イラム・テラサム・ダンクタの東部地域を紅茶ゾーンとし、それ以来、民間企業も茶園や工場の投資を始めました。1997年にはネパール政府部門にあった茶園と工場の民営化を決定しました。

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さて、旅行記に戻ります。

イラムの『シャングリラ茶園』に向かいます。

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↑茶園に向かう道中の景色です

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↑このようにミルクを運んでいました↓

 原始的な運び方
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道路は舗装されていません。

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民家がありました。薪が積んでありました。原始的な生活。





『シャングリラ茶園』に到着しました
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工場の壁面では、欧米各国のオーガニック認証を誇っておりました。

日本の有機JASは未だありませんでしたが、

シャングリラ茶園、これから、来ますよ!日本に!

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茶園に入ると、すぐ、神様がいらっしゃいました。

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社長さんと奥様

やはり、こちらでも「なむ~~」の挨拶で、首にストールをかけて迎えてくださいました。 

すると、まもなく、現地ガイドさんと社長さんが、絶叫のような挨拶をして盛り上がってらっしゃいました。なんやら、お二人は高校の同級生だそうで、久しぶりの再会に、ハグハグハグ。笑いが止まらない感じでした。そのような偶然もあり、社長さんからは、ほんとに良くしていただいて、工場長からの丁寧&親切な説明付で製茶の全行程を見せていただくことができました。

現地ガイドさんは、日本に住んでらっしゃったことがあって、日本語が話せます。なんでも最後に「ございます」を付けるところが面白かったですが、丁寧な言葉はいいことです。普段はネパールの総合的な観光ガイドとして日本人を受け入れてらっしゃるそうですが、今回のように茶畑や工場に特化した日本人は初めてだったそうで(インドならまだしも、ネパールでは稀だそうです)、こんなにお茶お茶お茶と萌えてる日本人をどう案内していいのか、正直、戸惑われていたと思います。でも、茶園の社長さんと同級生として再会をしたのを機に、これからはお茶について深めていきたい、とおしゃってました。ネパールと日本をお茶でつなぐ役目を担っていただきたいです。

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イケメン工場長(超やさしかった)

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萎凋槽

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揉捻機はダージリンで訪れた2茶園と同じメーカーです。

萎凋→揉捻→玉解き→発酵(1stはしない場合もあり)→乾燥

という各工程を茶葉の特性に合わせて、かける時間、かける圧力などの微調整を行います。その微調整の様子を表にして管理しているのを見せていただきました。

(こりゃ~たいへんだ~)

ただ作業工程を進めていくだけでも、お茶はできますが、より美味しく、よりキレイに、より高値に作るには、経験と勘に頼る技術的な面と、真面目に情熱をかけて仕事に取り組む姿勢が大切であると学ばせていただきました。

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ティスティングルームにて。

みんなの協議の結果、連れて帰る子が決まりました。

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イラムティーの1stフラッシュ

『シャングリラ茶園』

只今ティールームで1ポット600円で提供しております。

イラムの大地の恵みをぎゅ~と吸い上げた、甘味のある香りが特徴です。

シャングリラ茶園のは、たくさん連れて帰ってきましたので、まだ在庫は充分にあります。

茶葉は10g(少量パック)250円で販売しております。



社長さんのお家にお邪魔しました。

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ご家族と

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↑私の首にかけているのは、茶園の歓迎のレイ

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社長さんと

社長さんはカトマンズでお茶屋さんを開いて35年目だそうです。

シャングリラ茶園は1999年に現地の人の土地を借りて工場を創業。

茶畑に就労する人々を直接雇用しているのではなく、摘採茶葉(生葉)を買い取って製茶しています。イラムの地で生活している900家族を束ねていて、茶樹の生育に関する技術指導はもちろん、子供たちには本や文房具などの学習必需品の支給、出産や育児にかかる子ども手当等を支給する制度を設けているそうです。






☆彡☆彡☆彡☆彡

 シャングリラ茶園

工場の標高 1800m

畑の標高 2100m

畑の面積 300ha

1999年創業

年間125トン生産

栽培品種 100%チャイナクローナル

欧米各国のオーガニック認証あり

☆彡☆彡☆彡☆彡


つづく → ⑩へ

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2017年5月21日 (日)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

の続きです。



2泊したウィンダミアホテルはダージリンでは最高級のホテルというだけあって、シャワーのお湯の量に限りがあるという点以外は、雰囲気もサービスも素晴らしく、とても印象深いホテルでした。2泊ともシャンプーしてない、って、実は非常事態でしたが(笑) これも旅の思い出です。




ダージリンを後にして、次の目的地はネパールの紅茶産地’イラム’です。




地図で直線距離にすると、50㎞くらいなのですが、いったん山を下りて、次の山を越えて向かうことになるので、1日中ドライブすることになります。恐るべし、ヒマラヤ山脈の麓。






ダージリンの山を下って行くにつれて、だんだん気温が高くなっていくのがわかります。日差しがジリジリします。

↓平地にはテライの茶畑が広がっています。

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地域としてはダージリンですが、こちら、平地は『テライ』という茶産地です。

栽培品種はアッサム種。大雑把に言うと暑い所で生育する品種です。

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葉っぱが大きめなのは、アッサム種の特徴。

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こんな感じです。



同じダージリンでも、標高の高いところではダウンジャケットを着ていたのに、山を下ると半袖になって、帽子が必要になります。栽培品種が異なるのをカラダで納得。






出国の書類を提出するお役所。

なんやら、パソコンが壊れたとかで、復旧するまで待たされることに。
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時間をつぶさなくてはならないので、ホテルが持たせてくれたお弁当を車中で食べることにしました。

ホテルのお弁当。。。。(嫌な予感、的中)

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昨日との違いはバナナが林檎に代わっただけ

(オオウケ

このままカジッタら、歯茎から血でるぞ~~。アラフィフ

案の定、卵が2個もあるのに、塩はありません。





まもなく、審査が再開され、出国できることになりました。

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ネパールのイミグレーションでOKとなり、

無事、インド→ネパール 国境越えをしました。

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カカールビッタの国境付近には人力タクシーが沢山停まっていました。

ネパールの道を走り始めて、なんとなく感じたのは、インドに比べて建物の色がカラフルになった事です。人も穏やかそうでした。

入国して間もなく、チャイが飲めるお店に車を停めて、チャイ体験。

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↑お店の前にニワトリが放し飼い

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↑産み落としたら、ここに?

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↑チャイを作っているところ

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↑コップに注ぐところ

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↑ここのチャイがとっても美味しかったので、どんな茶葉を使っているのか聞いたら、教えてくれました。イラムのCTCでした。しっかりチェックして、旅行中にどこかで買えないかな~と、写真に記録。

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↑道中の茶畑




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↑突然、道路工事。

工事作業服じゃなくて、普段着みたい。半ズボンの人もいる。



1日中、車での移動で、車窓からの景色が単調だったのもあり、爆睡しておりました。

イラムのホテルに着いたときは、もう日が暮れていました。私たちの到着時間が遅かったにもかかわらず、ホテルの人がこれから夕飯を作ってくれることになりました。用意するまで1時間半かかるとの事でしたので、真っ暗でしたが、街に出てみることにしました。ちょっと怖かったです。


1軒だけ、食料品店が営業していて、ラッキー

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あった~~~

運良く、先ほどのチャイの茶葉を発見しました!

即購入。

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まやんちでは、通常、アッサムのCTCでチャイを作っております。

たいてい、日本で飲むチャイはインド・スリランカ・アフリカ産の茶葉で作っているところが多いと思いますので、ネパールの茶葉で作るチャイをお店で飲めるなんて、珍しいですよね。ダージリンで調達したカルダモンと煮出して作ってみようと思います。

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期間限定の新メニュー

イラムティーとカルダモンのチャイ 700円

(茶葉がなくなり次第終了となります)


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↑ホテルの夕食 (またカレー) (笑)






旅に出る前に、インドやネパールの食事事情に精通した方々からアドバイスをいただいて、

「火の通ってないものは食べないように」

「生ものは食べないように」

「コップがキレイかわからないから、コップに注がれた飲み物は避けて、コーラでもなんでもいいから、ラッパ飲み、瓶ごと飲んだ方が安全」

「高級ホテルに置いてあるペットボトルの水でさえ、疑わしいので、開けるときのカチッという音がしなかったら、中身を詰め替えている可能性があるから飲まないこと」

「お腹いっぱいに食べないこと」

との事でした。

そうすると、↑のお皿にある、菜っ葉の炒め物の上にある生のキュウリやニンジンは

小皿に盛っている漬物もってことになります。

食べたくても我慢、我慢。



20年位前に、スリランカに行った時に、食べたいものを食べたいだけ食べて、お腹を壊して、2週間、下痢が止まらなかった経験があるので、今回はとても慎重に行動しました。





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イラムで泊まったホテルは、

グリーンビューホテル

イラムの街の中心地にあって、ここでは高級ホテル。

しかし、お湯が出ない

3日間連続、洗髪断念

時々、停電になります。最初はパニックになりましたが、ポケットに懐中電灯を常備して、すぐにオンにするのに慣れました。

電気、お湯、

日頃当たり前に供給されているものの有難さを身に染みて経験できました。



つづく → ⑨ へ

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2017年5月17日 (水)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

の続きです。



アリア茶園への往路は恐怖しか覚えておりませんが、慣れというのは、これまた恐ろしいもので、復路は心に余裕が出てきて、ヘイチャラになってしまいました。怖いドライブの動画を撮ったりして、楽しんじゃいました。

(ブログに動画をアップできないのが残念です




明け方からサングマ茶園に向かい、不思議なお弁当(朝食)にオオウケして、食べたんだか食べなかったんだか。そのあと、昼食を抜いてアリア茶園に向かうという、寝食よりも茶園訪問を優先させたスケジュールでした。


アリア茶園からホテルに戻って来てたら、ちょうど午後のティータイムにギリギリ間に合って、アフタヌーンティーをいただくことができました。

ティースタンドが供されるのではなく、セルフで好きなものを好きなだけ、のスタイルでした。スコーンはもちろん、英国風のお菓子が並んでおりました。

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ここでいただいた紅茶がと~~っても美味しいファーストフラッシュだったので、どこの茶園のものか聞きました。マカイバリ茶園だと知ったので、この後、繁華街に繰り出したらお土産に買ってみようとメモメモ。





ディナーの時間まで、少し時間があるので、ダージリンの中心地、商店が軒を連ねる繁華街に出かけてみました。

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↑オクスフォード書店

ダージリン最大級の本屋さん。ダージリンの写真集を購入。





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↑スパイスマーケット

カルダモンを大量購入

(後日、このカルダモンでチャイを提供する予定です)

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↑街の紅茶屋さん

ホテルでいただいたマカイバリ茶園のファーストフラッシュがあって、店員さんが今年のファーストフラッシュだと言うので、お土産に購入。

しかし、帰国してから飲んだら、ファーストじゃなかったしかも、美味しくなかった

お茶は飲まないで買ってはいけない←わかっているのに、やっちまった

(この教訓、喉元過ぎれば熱さを忘れる)

仕方ない。時間もなかったし、いかにも土産品っぽいパッケージで、ちょうど良いと思ったから(言い訳)

爆買いの日本人、だまされチョップ を かまされた の巻。








ホテルに戻って、夕食を。

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↑ディーナーのスープ

カレーじゃなくて、ほっとした。

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↑気を抜いたら、やっぱり次のお皿はカレー





夜が明けて、レストランの朝の様子

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英国風の朝食でした。



この後は、ダージリンとお別れして、ネパールに向かいます。

 

つづく → ⑧へ

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インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

の続きです。



4/29に開催した試飲会では、旅の写真を壁面に映してご覧いただいたのですが、スタッフが「仕事をしてたから写真を見る余裕がなかった」と悲しそうに訴えるので、スタッフ向け写真会を開くことにしました。

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↑ほろ酔いで顔が赤くなってしまったので、公開できず、ニコちゃんマーク


写真を見る会だったのに、質問攻めで、勉強会になってしまいました。

酔っぱらっても仕事!仕事! 

好きな事を仕事にするって、いいですね~~

色々と知ろうとすると、これまでの私の書いたブログには不足があったようなので、直近の前回⑤の内容については加筆修正しました。既に読んでくださった方はお手数ですがお戻りくださいませ。

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さて、さて、

サングマ茶園を後にして、いったんダージリンタウン(中心地である繁華街)に戻り、現地ガイドさんが勧めてくださった紅茶屋さんに行きました。

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小さな紅茶屋さんだと思いきや、向かい側のビルの地下に立派なテイスティングルームがありました。

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今季のファーストフラッシュは収穫が遅れていて、まだ出揃ってなかったのですが、届いているものの中から、選りすぐりを飲ませていただきました。

サングマ茶園では諸般の事情から、お茶の購入に至らなかったのもあり、私の気持ちに少々の焦りが・・・。

よかったです。ここで良い出会いがありました。




リシーハット茶園

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↑すっきりとした上品な青さが感じられ、お値段とのバランスも納得し、即決。

こちらは、先日の試飲会でも大人気で、即完売となりました。若干、茶葉を残してあるので、「ブログで見ました」旨をお申し出ください。1ポット700円で提供いたします。ティーリストには出ていない裏メニューということで。





続けて、裏メニューシリーズ↓

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↑タルザム茶園

サングマ茶園と同じ工場で製茶しているタルザム茶園。

「ブログ見ました」旨、お申し出いただき、1ポット800円で提供いたします。こちらは試飲会にも出せなかったくらい少量ですので、まさに裏メニューです。

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『ブログ見ました』の裏メニュー

■リシーハット茶園 1ポット700円

■タルザム茶園 1ポット800円

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紅茶屋さんを後にして、

次の向かうのは、アリア茶園。

(お昼ご飯、抜き)

なんやら、今までとは様子の違う、ボロボロの気合いの入ったジープが用意されていて、その車に乗り換えるよう現地ガイドさんに案内されました。

嫌な予感

アリア茶園は知る人ぞ知る、非常にデンジャラスなところ。道とは思えない急傾斜の道を走って辿り着く茶園だと聞いていました。

ガードレールの無いガタガタ道。

ガッツんガッツんジープが攻めていきます。

ヘアピンのようなカープがあっても、対向車の有無を確認できるミラーはありません。ガードレールもないので(しつこい)、脱輪した瞬間に谷の下まで落ちてしまう危険を感じながら崖っぷちを走っていきます。

本当に怖い時は、キャーなんていう声は出ないんですね。ジェットコースターでキャーキャー言えるのは余裕があるからなんだ、とわかりました。出るのは涙だけカラダを支えるのに精一杯で涙を拭くこともできません。着ていたダウンコートを丸めて谷に落ちた時にエアバッグにしようと頭の横に充ててみたりして。

恐怖のドライブでした。

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恐怖を倍増させたのは、ドライバーさんのビーチサンダル。

(そんなに気軽に運転されたら困る)

高校生?って聞きたくなるくらい、若いし。
(免許持ってるの?←不信感)

話し掛けても、英語、通じない。

ドライバーさん、私たちとは話をしないけど、道を歩いている人と親しげな挨拶をしたり、対向車に手を振りながらクラクション鳴らしたり、すれ違う人が皆友達みたいだったので、不思議だな~と思って、

DO YOU LIVE IN ARIYA?

’YES’

やっと、英語、通じた。

そうか、アリアの住人か~~。

後から聞いた話ですが、やはり、住人を運転手に雇ったとのこと。

住人じゃなきゃ、こんなところ、運転できるわけないです。納得。



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↑アリア茶園に到着

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↑萎凋してます

工場の中を一通り見せていただいて、最後にティスティング。

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手前の水色(スイショク)の薄いのは、白茶です。

5種類ティスティングして、全員一致で連れて帰る子が決まりました。

ここでは、私、相当の量を購入する決心をしましたので、堂々とティーリストに載せております。

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アリア茶園 1ポット 600円

スッキリ感・甘さ・渋味がバランスよく調和して、どのお菓子にも合います。

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例えば、気に入ったお茶があったとします。小売りの商店の売り場なら、「これ○○gください」っていう買い方ができますよね。

ですが、ここは茶園で製茶したての茶葉のティスティングですから、「これが欲しい」となったら、このロットは20㎏です、とか、17㎏です、というロットの全体量が購入の単位となるわけです。今回は、茶園に同行したメンバーで誰が何キロ買うのかの協議を行い、ロット全体を引き受けることが可能になって、初めて購入が決定します。

もちろん、私一人でロットを全部購入することができるなら協議は必要ありませんが、スーツケースの容量にも限りがありますし、週2日営業のティールームの必要量を考慮すると、スーツケースを満杯にして、さらに手荷物で限界まで運ぶ、というのが、いいところです。

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↑茶摘み

1日に1人が7㎏摘むそうです

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☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 アリア茶園

標高1500m

畑の面積 125ha

1885年創業

2002年~バイオオーガニック

年間50トン生産

(内訳:緑茶49% 紅茶48% 烏龍茶2% 白茶1%)

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡



つづく→ ⑦ へ

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2017年5月11日 (木)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

の続きです。






成田を発ってから、3日目にして、

ようやく旅の目的であるダージリンの茶園へ。






摘採→萎凋→揉捻 という製茶の過程を見させてもらうには、

茶園のスケジュールに合わせて訪問することになるわけで、

そうすると、ホテルの朝食は抜き(放棄!)ってことになります。

朝4時に起きて、茶園に向かいます。

サングマ茶園に到着

今回、訪れる茶園の候補が数か所ありました。私はサングマを切望しておりましたので、この看板を目にしただけで達成感がありました。

(看板を見ただけじゃ、なんも達成してませんが・・・)

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↑看板がありました。


サングマ茶園にはホテルから1時間半のドライブで到着しました。

ダージリンの街の中心地は標高の高いところにあり、泊まったホテルも標高2000m超のところ。ホテルと茶園との位置関係としては、茶園はホテルよりも標高が低いところにあるので、ずっと下り坂のドライブでした。

こわ~~~!きゃ~~~!連発

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↑製茶工場の正面

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↑外壁に掲げてあるボードを見て、ウルウル。

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↑工場に入るときは、キャプとマスクを着用します

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萎凋槽

茶葉が発する青い香りが工場内に充満しておりました。

ファーストフラッシュの萎凋は8時間程度。

8時間という萎凋時間を経て、揉捻の工程に移ることになるわけで、その工程を拝見するために、朝4時に起きて、朝食抜きで、やってきたわけです。

 

相手は自然界にある植物。人間はそれに合わせる!

工場の萎凋槽がおいてある床には穴があって、その穴のダクトを通して下の階にある揉捻機に運ばれた茶葉は、回転しながら揉みこまれて、さらに青い香りを放っていきます。

そのあとに、巨大なドライヤーともいうべき、高温での乾燥の工程を経て、春摘み紅茶が完成します。

揉捻、玉解き、乾燥と、製茶の全行程を見せていただきました。

出発直前にデジカメの動画の撮り方も説明書を読んで覚えておいたので、バッチリ撮れました。動画でしかお伝えできない揉捻機の動きなど、工場で見てきたことは、今後、お客様や生徒さんに、シェアしていきたいと思います。




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↑ティスティングさせていただきました。

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↑吐き出す桶。飲み過ぎると感覚が狂う場合もありますので、吐き出します。

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↑すご~~く美味しいの、あった!!

全員一致で、絶賛!!

しか~し、出荷先が決まっていました。

 ガックリ

東京の紅茶屋さんでした。







サングマ茶園のティスティングルームは北側の窓辺にありました。

ティスティング時に評価するポイントの一つに『水色』(スイショクと読みます)があります。

茶液の色を『水色』といい、どういう色をしているのかを観察します。

正確にジャッジするには北側の窓が最適である、サングマは北側にこだわっている、と説明がありました。

光が対象物に平等にあたり、見やすいので、適正に判断できるのですね。




話が脱線しますが、夫(建築の設計屋)が、北側の窓から入る光を有効利用する設計をしようとすると、多くの施主さんが南窓信仰が強く、「え?北側??」と、納得してもらうのが大変だ、と嘆いていたのを思い出しました。 サングマ茶園の北側窓の話をレポートしたら、「だろ~~」って、勝ち誇っておりました。これからは、施主さんが紅茶好だったら、サングマのネタが使えますね。

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↑工場を案内してくれたマネージャーのジャーさんと


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↑サングマの茶畑




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そういえば、茶園視察は朝飯前でした。茶園の中にある小屋をお借りして、ようやく、朝食。

ホテルがお弁当を持たせてくれて、箱にリボンをかける程の気合いの入れようにビックリ!

開けたら、もっとビックリ! 

卵、2つ 食べろってか??? 塩くらい付けてくれ~~。

バナナまるごと。キットカットにショートブレッド、オレンジジュース、パッサパッサのサンドウィッチ(具が何だったか忘れた)

仲間たちでゲラゲラ笑いながらいただきました。






☆彡☆彡☆彡☆彡

 サングマ茶園

標高1433m

畑の面積 129ha

1863年創業

年間65トン生産

インド・ヨーロッパ・アメリカ・日本でオーガニック認証

2007年~バイオオーガニック

☆彡☆彡☆彡☆彡

 

つづく → ⑥

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2017年5月 5日 (金)

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

の続きです。




さて、いったん旅行記から脱線して、『ダージリン』について、説明したいと思います。

そもそも、『ダージリン』って? 


私の認識では、ダージリンが示すものは3つあると思っています。

1)地域名としてのダージリン

インド・西ベンガル州の北部にダージリン(Darjeeling discrict)という地域があります。

2)町の名前としてのダージリン

その地域の標高2000mを超えたところにダージリンという町があります。

3)紅茶の産地の名前としてのダージリン

Darjeeling discrict の中には、2つの産地があります。山岳部の産地を『ダージリン』、平地にある産地を『テライ』と呼んでいます。

前出(インドネパール茶畑視察の旅③)の、テライの茶畑での茶摘みの写真を紹介しました。






では、紅茶の種類としての『ダージリン』って?

ダージリンという品種があるわけでもなく、特定のブレンドがあるわけでもありません。

産地としてのダージリンで、認定された茶園で産する紅茶を『ダージリン紅茶』と呼んでいます。ダージリンには現在87の登録茶園があり、登録茶園以外はダージリン紅茶を名乗ったり、ダージリンのマークを付けることはできません。

ダージリン紅茶は昔ながらの’オーソドックス製法’で作られます。’セミオーソドックス製法’ や ’CTC製法’で作られたお茶はダージリン紅茶ではありません。

(製法の違いについての説明は、WEBや書籍などでご覧になれますので、ご興味のある方は調べてみてください。まやんちの紅茶教室『飲んで覚える紅茶入門』でも説明しております)






ダージリン紅茶といっても・・・・

ダージリンは同じ茶園でも標高の高いところと低いところで1000m位の差があるところもあります。標高の高いところと低いところとでは、栽培品種が違いますから、同じ茶園でも、当然、味や風味の異なる紅茶が作られることになります。

ダージリン紅茶と認定されていても、標高の低いところではテライの紅茶と同じ品種(アッサム種)で作っているのでテライと同じような紅茶になります。そんなわけで、ほとんど同じ紅茶でもダージリンを名乗れる紅茶と名乗れない紅茶とある、ということになります。


だから、ダージリン紅茶といっても、いろいろ。


標高や製法だけではなく、栽培方法や製茶方法、様々な条件が織りなして美味しい紅茶ができます。


それが、ダージリン紅茶の難しさでもありますが、知れば知るほど面白いと思うところでもあるのです。


私がダージリンダージリンダージリンと愛してやまないのは、

標高の高いところで、

情熱をかけて育まれ、

その特性を最大限に引き出す製茶が行われ、

その価値を伝えようと販売されている茶葉が

心を込めて淹れられ

それを飲んだときの高揚感。

それに魅かれるのだと思います。





今回は、そんなダージリンティーの畑と製茶工場を、実際に自分の目で見ることができる機会が到来しました。






ようやく本題に。

ダージリンで2泊したホテルは

標高2200mにあるウィンダミアホテル

かつて、お茶とインディゴの農園経営者の私邸だったそうです。英国統治時代の香りが漂う建物は、ゆったりとした広さがあり、庭もキレイに手入れがされており、敷地内には何棟もの宿泊棟、レストランやフロントなどの共用部分などが配置されています。周囲の雑多なめちゃくちゃな雰囲気とはまるで別世界。朝は小鳥のさえずりで目覚め、英国式のベッドティーも体験できました。

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↑霧に包まれて幻想的

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↑ここでアフタヌーンティーができる
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↑イギリス菓子、好きなだけいただける


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↑バー

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↑英国製アンティークのピアノ 
誰もいなかったから、勝手に拝借(ちゃんと音が出た)

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↑ディナーのメニュー オサレ

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↑モーニングノックで起こされ、ベッドティー

↓スッピン注意
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ホテルの素敵な雰囲気に浸っている場合じゃない事件が!

シャワーのお湯の量に限りがるのです。
(ここでは、お湯は貴重品)

バスルームの天井に、お湯のタンクが設置されていて、どう工夫をしても、二人が十分に使える湯量はありません!ルームメイトと協議し、髪を洗うのを止めることに。

2泊とも洗髪断念。




つづく → ⑤ 

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