『ルバーブ』ご存知ですか?
嬬恋の畑からルバーブが届きました。
今年の初収穫です。
農薬を使わず、丁寧に育てられたルバーブです。
↑こちらを1次加工する段階で、指の指紋がなくなりました(笑)
今週から『ルバーブのパイ』を提供するのですが、意外とルバーブが知られておらず、まだ食べたことが無いという方も多いようです。
ルバーブ ってご存知ですか?
シベリア原産の多年草。
欧米ではポピュラーな野菜です。
日本には明治初期に入ってきたそうで、ショクヨウダイオウ(食用大黄)の和名もありますが、あまり一般的ではありませんね。
長野や群馬の道の駅で見かけたり、最近は八百屋さんの店頭に出ていることもありますが、緑色のものが多いです。
日本では赤いルバーブは限られた産地でしか作られておらず、小売店で常時買えるほど流通していないので、貴重です。
どのように食べるのかというと、ズイキやフキのように葉の軸の部分を食べます。
【酸っぱいフキ】と言う表現がイメージしやすいかもしれません。
タデ科に属していますから、’蓼食う虫も好き好き’という言葉の通り、このまま食べると奇妙な味がします。
しかし、甘味を付けることによって激変し、さらに、バターや小麦粉との相性が良く、とても美味しいお菓子になるのです。
そのルバーブの酸味を支えるのが滋味なのですが、まやんちで使っているルバーブにはしっかりと滋味が感じられて、その奥深さが他でいただくルバーブとの明確な差だと思います。
収穫は6月初旬から10月中旬ですが、シベリア原産の植物ということもあり、暑さに弱いため、暑さのピークの時期は元気がなくなり、収穫も難しくなります。
ですので、まやんちでは例年、初夏に『ルバーブのパイ』が登場して、7月にはピーチメルバと2大巨頭になるのですが、暑さの盛りでルバーブが採れなくなるとメニューから消えてしまいます。その後、また涼しくなる頃に再登場するようになっています。ただし、天候によっては再登場が難しい年もあります。
しっかりとした滋味を感じていただくため、ベリー系の食材と抱き合わせたりせず、シナモンなどの香り食材も使わず、ルバーブ単体で《どうだ~~!》って感じで、パイにしております。
伝え方がストレートですので、ルバーブ好きにはたまりませんね。
自家製のパイ生地、自家製のバニラアイスクリーム、サクサクのクランブル、すべての要素をスプーンにのせてイッキに頬張ってください。
♪しあわせ~~~♪ってなりますよ~。
そして、とにかく、紅茶に合うのです。
ペアリングは幅広く、どんな紅茶とも合いますが、私は特にダージリンと合わせるのが好きです。
カラダにも良い栄養素が含まれていますので、ジメジメの季節にぜひ、ルバーブのパイで心もカラダもすっきりしてください。
確実に召し上がるには、ご予約(お取り置き)をお勧めしております。
必ず、お電話でお願いします。
📞 03-6276-1667
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