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2020年3月29日 (日)

当面の間、ティールームの営業を自粛します

 久しぶりのブログ投稿が、営業自粛の件となりました。


  
連日、新型コロナウィルス関連のニュースが次々と飛び込んできます。


ニュースを聞きつつも、私は一度もインフルエンザにかかったことは無いし、風邪は休日にひくし、色々と気を付けていれば大丈夫なのだ!と通常通りの営業を続けてきました。

(お客様の中にはお気づきの方もいらしゃると思いますが、コロナ対策というわけではなく、開業3年目くらいから衛生基準を設けまして、お会計後に手洗い直行を義務付けておりますし、下げてきた食器を触った手で食品を触らない、使用場所や用途によってフキンを区別している、道具類の乾燥徹底などなど、挙げたらキリがないほど、衛生面には配慮をして営業しております。お菓子教室でも洗い物は店側で行い、生徒さんは道具を洗いません)



有難いことに、ニュースに左右されることはなく、お客様もいつも通りご来店くださいますし、日によっては客数が多くて仕込みが追い付かない日もあったりしました。

そんな中、小池都知事の会見があったのは先週の水曜の夜でした。翌日の営業に向けて目一杯の仕込み量に挑んでおりましたので、ラジコで会見を聴いていおりました。会見に同席された医師から医療現場の状況を聴いたとき、ものすごく恐怖を感じ、仕込みの手が止まりました。そして、大好きな志村けんさんが重体だというニュース。「このまま営業してていいの?」という疑問がもくもくと湧き上がってきました。気にし出すと止まらず、欧米在住の人からの直の声を聞いたり、ネパールのジュンチャバリ茶園のオーナーからもロックダウンの話を聞きました。独メルケル首相のスピーチの翻訳文、医師会会長からのメッセージ、辻 仁成さんの発信などなどネット上の情報を取ってみると、本当に事態は深刻であると認識しました。


このままティールームを営業し続けてていたら、外出したい気持ちを助長しかねないですし、感染のリスクを高めてしまいます。もし、まやんちがクラスターにでもなれば、店としても立ち行かなくなります。日本も(東京も)一個人ができることを着実に対策していかないといけません。


ものすごく迷いましたが、ここはグッとこらえて、苦渋の決断をいたしました。

当面の間、ティールームの営業を自粛いたします。

(お菓子教室も休業する旨を会員に通知しました)




ティールームも教室も休業しますが、まやんちは『菓子製造業』の認可も取っております。


当面の間は、『お菓子のテイクアウト販売のみ』を行って、倒れないように自転車を漕ぎ続けます。



現在、販売品の選定や、価格、包装をどうするか、従業員時短勤務でのオペレーションの検証など、行っております。イートインでお菓子を出すのと、持ち帰りを前提にお菓子を売るのとでは気を付けるべき点が異なります。


お客様も店側も余計な心配をしなくて良いように、お客様には来店時マスク必須着用、最低限の会話、など、ある程度の制限を設けて営業しようと思います。


 販売については、詳細が決まりましたら、本ブログにて、あらためて、お知らせをさせていただきます。よろしくお願いします。
  

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