« 2018年4月 | トップページ | 2018年6月 »

2018年5月23日 (水)

1stフラッシュ3種類入荷&春摘みペアリング盛り合せ

お茶好きにとって、

もっともウキウキする季節が到来しました。
今、1stフラッシュ(春摘み)のお茶が出回っています。


’フラッシュ’というのは新芽が芽吹く様子の

ことをいうのですが、

まさに、今年の新茶が次々に届きました。



人手不足だから、だんだんお茶の種類を

減らしていかなくちゃいけないのに、

3種類も揃えてしまいました



本当は他にもご紹介したいお茶があったのですが・・・

3種に絞るのも大変でした。






【今週からティールームで提供する1stフラッシュ】


①静岡県磐田市のマルヒ製茶 香駿1st-101

ダージリンの1stを意識した作りで、茶液の色が明るいのはとても珍しいので、びっくりしました。和紅茶で表現できる枠をどんどん広げているマルヒ製茶さんの研究心に満ちた職人技の1stフラッシュです。
(ポットサービス 700円)

20180521maruhi
↑マルヒ製茶さんの茶畑






②インド・ダージリン・サングマタルザム茶園ヤマダバリ

昨年、サングマ茶園を訪れる機会に恵まれ、茶園でティスティングさせていただいた1stフラッシュの中に目ん玉が飛び出そうなくらい香り高いお茶がありました。ダージリンのレジェンドと言われているサングマ茶園のマネージャーさんが「ヤマダサンのために茶園の総力をあげて作っているお茶だ」と満を持して飲ませてくれました。ヤマダサンから買う以外に入手方法が無いお茶です。その美味しさが忘れられなかったので、今年、私はヤマダサンから買って、まやんちのお客様に紹介することにしました。言葉で表現できないようなお茶です。

(提供価格は店内発表ということで・・・)


※飲食店の経営的な話をすると、売値と仕入れ値の黄金率のような数字が頭に浮かびますが、そんなことしたら、このお茶、1ポット3000円オーバーとなります。業界のためにも、作り手のためにも、適切な価格を付けることは大切ですが、より多くの人に飲みたいという気持ちになってもらう価格設定をするのも私の使命です。

価値を数値化するのに苦しむのであります。こういうときにお茶を趣味で扱えたらいいのに、って思ってしまいます。

いち消費者としてヤマダサンのお店で茶葉を買うことは誰でもできます。しかし、このお茶の値段に見合った淹れ方は誰でもできるわけではありません。ヤマダサンのお店には喫茶スペースがありませんし、このお茶は売り場で買うときに試飲すらさせて貰えません。試飲という概念の無いお茶なのです。正直、私たちも淹れるときはドキドキします。失敗したら始末書扱いですし

心して淹れますので、ぜひ、飲んでください。

ダージリンの伝説の人、マネージャーのJhaさんと (自慢)

Img_0209






③インド・ダージリン・セリンボン茶園 DJ-5

香り・甘味・渋味が絶妙なバランスで調和していながら、気軽に飲んでいただけるお茶がありました。バイオダイナミック農法の輪郭のはっきりした味わいです。

(ポットサービス 700円)




以上、3種類を提供いたします。






これら1stフラッシュとのペアリングを考えて作ったお菓子を盛り合わせたセットを用意しました。お祭りみたいですね。

題して、

【春摘みペアリング盛り合せ】 850円

Firstflushsweets
パイナップルケーキ

レーズンバターサンド 

ドライフルーツケイク 

苺のマカロン 

ダージリンを煮出したアイスクリーム



他にもお菓子をいろいろと揃えております。メニューはこちらをご覧ください。

アフタヌーンティーの内容も更新しました。

|

2018年5月22日 (火)

元スタッフがオープンしたお店の紹介【henteco森の洋菓子店】

もう12年も前の事ですが、
まやんちが開業してから1年半の間、
キッチンをがっつり仕切ってくれて、
まやんちの礎を作ってくれたウスちゃんが
目黒でカフェをオープンしました。


ウスちゃんがいた頃は、
私はほとんどお菓子を作らなくて済んだくらい、
真面目にど根性でやってくれていました。
凄腕のパティシエールです。

カフェをオープンする前は
戸越でお菓子の販売のみの
お店をやっていましたので、
今回はカフェを始めるための
移転ということになります。


henteko(へんてこ)森の洋菓子店


一緒に訪れたのは、
やはり、まやんち開業時にOLの仕事が休みになる土日に強力な助っ人として来てくれた亀ちゃんと。

(※昔、まやんちは土日はもちろん、週5日営業してました)



中央)店主のウスちゃん:臼田亜也子さん

右)亀ちゃん(大森泰美さん)大泉学園で旦那様と大森喫茶酒店 をやってまいす






店に入るやいなや、

カフェの店員には、

ウスちゃんと共通のお友達がいて、

なんだか同窓会みたいになってしまいました。



戸越時代からの看板商品はこちら↓

デザイナーの旦那様が描いた絵をもとに
クッキーの型をおこして、
それをウスちゃんが作る、
という計算され尽くされた動物たちです。


ヘンテコね~







店内には、ヘンテコな動物のモチーフがあちこちに配置されていて、
棚や飾り物も森をイメージしたものばかり。





 

しっかりとお食事もできます。








お菓子のメニューは
定番系のチーズケーキ、シフォンケーキ、スコーンなどを中心に、
パフェには店の代表選手であるヘンテコ動物が乗っています。



 

飲み物はコーヒー、紅茶から果汁系のジュースまで全般的に提供しています。

 

「うすちゃん、ダージリン、本気でいれてるね!」って感動の感想を述べたら
「うん、まやんちでやってた様にいれてるよ~」
「これがやりたくてカフェを始めたんだ~」って。



目黒通り沿いの良い場所にあります。
ご興味ありましたら、ぜひ、足をお運びください!

http://www.hen-teco.jp/

東京都目黒区碑文谷4-15-17 

03-6412-8860

|

2018年5月17日 (木)

【オペラ】アフタヌーンティーに盛ってます。

しばらくブログを更新しておりませんでしたので、

多方面から、どうかした?

と心配されるようになってしまいました。



すみません。元気です。

(人手が不足しているだけです)





柑橘や桜、苺などの色味のある食材の季節が終わり、

もう少しすると、プラム、杏、マンゴー、そして桃・・・と、

派手な果物がわんさか出て来るのですが、

今の時期、特徴的な果物がなくて、ちょっと困る時期なんです。

というわけで、

アフタヌーンティーには、

腕で勝負するお菓子『オペラ』を

盛っております。

チョコレート好きにはたまらないですね。

下から

1)オペラのための生地・ビスキュイジョコンド

2)フランスのビターチョコレートで作ったガナッシュ

3)リッチなビスキュイ・ショコラ

4)珈琲にキャラメルの風味も加えたバタークリーム

5)キラキラのグラサージュショコラ

以上、5層を重ねたケーキです。




オペラにはお約束の金粉もふりかけております。

なんで、お約束か?って?

パリのオペラ座の屋根に立ってる、なんちゃらかんちゃらという像が金の琴を持っているから、それを模して金箔を飾ってるそうです。最初にオペラというケーキを作ったのは、オペラ座の近くのダロワイヨ。オペラといえば金箔ね~~。








そして、これくらいだったら、まだ苺も使えますので、

苺のプチシュー↓

他には、

ジンジャーをきかせたティーゼリー

苺のマカロン

パイナップルケーキを

盛り合せております。

こちらの内容での提供は、今週いっぱいとなります。


土曜日のアフタヌーンティーはまだご予約を受け付けておりますので、

オペラを召し上がりたい方はお急ぎください。

 

その他、単品のメニューはこちらをご覧ください。

|

« 2018年4月 | トップページ | 2018年6月 »