ジュンチャバリ Hand Rolled Himalayan Tips 2017 summer
今春に視察に訪れたネパールのジュンチャバリ茶園。
こちらのブログでもジュンチャバリ茶園の訪問を旅行記の中で紹介させていただきました。
その記事で、11月にジュンチャバリ茶園のオーナー、ローチャンさんの来日に合わせて、まやんちで tea party(お茶会) を開こうと計画している旨を書いたのですが、すみません、ローチャンさんの来日がなくなりました。
既に、日程のお問合せをくださったお客様には返答させていただいておりますが、いつ告知されるのか楽しみにしていらっしゃった方には、本当に申し訳ございません。
(たぶん、次の来日は来年の5月になりそう、との事です。日程が決まりましたら、店内掲示、ホームページ等で告知をさせていただきます)
計画しておりましたのは、壁面にジュンチャバリ茶園の写真を映して、ローチャンさんに説明していただきながら、バラエティーに富んだ茶葉をお持ちいただいて、まやんちのお菓子とともに、お茶の説明付で飲む、という夢のような企画でした。
そのお茶会があれば、ご紹介することになってたであろうお茶が入荷しますので、今週からティールームで提供いたします。
Hand Rolled Himalayan Tips 2017 summer
hand roll (手揉み)
こちらのお茶はB157という品種で作っております。
(Bannockburn 157)
1840年頃、ダージリンには中国から持ち込まれた茶樹が根付くことから始まり、今でも中国種として、ず~っと親しまれております。
その一方で、様々な品種茶も作られておりまして、よく聞くところで、’AV2’というのがありますね。
中国種と品種茶とでは、見た目、味わい、香り、様々な点で、その違いに好みが分かれるところでもありますが、私はどちらも好きです。状況により飲み分けている、という感じでしょうか。
ジュンチャバリ茶園は創業してから、わずか16年という新鋭の茶園なのですが、製茶に対する情熱と丁寧な仕事、そして世界中にジュンチャバリ茶園を知らしめたグレートセールスマンのローチャンの営業力とで、最高級ネパール茶の代名詞となるような茶園になりました。
若い茶園ですから、茶樹も若く、単一品種では収穫量がロットとして成り立たたない場合もあり、品種のブレンドを行うことによって出荷ロットになっていたそうなのです。
それが、今年から、単一品種のロットを作るようになり、まさに、今回ご紹介するお茶がジュンチャバリ茶園はじめてのB157品種の茶葉のみで作ったロットです。作ったお茶はわずか2.5㎏というマイクロロットです。
↓茶畑でB157の茶葉の写真を撮っておいてよかったです。
左がB157 右がP312
ここにAV2の写真があればよかったのですが(無いです)、
有名なAV2は細長い形状で、B157の葉は丸みを帯びた形状です。 その中間がP312という感じです。
B157は、AV2のような分かりやすいプンプンとした際立った香りはなく、落ち着きがあって、深みがある、という印象です。
↓ローチャンさんから送られてきたB157の写真
一芯二葉の 下の2枚の丸みに対して、先端茶葉はいきなり細くなっているのが特徴だそうです。ですので、乾燥茶葉をみても、そんなに先端の茶葉が目立たない、という印象です。
マニアックな話になってしまって、すみません。
ここまで読んでくださった方は、かなり、マニアックです。
ありがとうございます。
お茶という植物の芸術を楽しもう!
っていう感じです。
秋ですから。
↓ローチャンからのメッセージ
Most importantly I hope your customers can enjoy some of the best teas from Jun Chiyabari and taste the fresh, pure and crisp mountain air in their cup.
Hand Rolled Himalayan Tips 2017 summer
1ポット 700円 (※キャンペーン価格です)
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