幻の品種『いずみ』 2ndフラッシュ
幻の品種
『いずみ』2ndフラッシュ
by 吉田茶園
が入荷しましたのでティールームで提供いたします。
(2ndフラッシュ=夏摘み)
↑丁寧に作られた茶葉。ゴールデンチップスも含まれております。
お米に『こしひかり』『ひとめぼれ』『あきたこまち』など、様々な品種があるように、
お茶にも品種がありまして、日本を代表する品種としては、『やぶきた』がありますね。きっと、みなさんもご存知のことでしょう。。
今回、ご紹介するのは『いずみ』という品種です。
『いずみ』は輸出用のお茶として半世紀前に品種登録されたものの、ほとんど栽培されることのなかった幻の品種です。
『べにほまれ』という品種を親に持ち、親の濃い部分(とても香りが高い)を引き継いでいます。
吉田茶園の園主・吉田正浩さんは
その香りに魅了され、一本一本挿し木をして増やし、10年かけて茶畑にし、いずみを復活させました。
私たち、7月に吉田茶園に行ってまいりました。
幻の品種『いずみ』で製茶体験をさせていただきましたので、その様子をレポートします。
吉田茶園は茨城県古河市にあります。吉田正浩さんは六代目の園主。
↓入口からして、歴史を感じます。
↓敷地内には、このようなレトロな蔵も。
↓茶畑の横を宇都宮線が走っております。
↓いずみ
↓一芯二葉 (製茶には、この先端部分を摘みます)
↓萎凋の時間が必要ですので、すでに吉田さんが摘んでおいてくれました。
↓手揉み、もみもみ、もみもみ、もみもみ・・・。 最初は優しく、だんだん圧を強めます。
↑夫と私は同じチームです。
↓発酵中
発酵中に↓近くの美味しい和食レストランで昼食 『うな重』で元気もりもり。
↓乾燥中 (とても暑いです)
↓完成しました
↓スタッフチームのお茶も、完成!
↑それぞれのチームで作ったお茶をティスティング
それぞれ、性格の異なるお茶が誕生しましたよ!
同じ畑、同じ木、同じ製造工程をとっても、その工程のどこかで違う手が入ると、ここまで味わいに違いが出るというのが、お茶の面白さでもあり、怖さでもありますね。いい経験をさせていただきました。
そのあとに、吉田さんがお茶を淹れてくださって、みんなでお茶会。
まやんちの『ウィークエンド』と『ヴィクトリアサンドウィッチケーキ』で乾杯!!
ファンファーレが鳴りました
『いずみ』と洋菓子は合う
と確信したのでした。
製茶体験から2ケ月が過ぎて、ようやく、吉田茶園さんで『いずみ2ndフラッシュ』が発売となりましたので、さっそく茶葉をを送っていただいて、まやんちのお菓子とペアリングの実験を行いました。
和紅茶(国産紅茶)と洋菓子のペアリングは、正直なところ、どうなんだろうか?と思うことが多いのですが、『いずみ』は確実に合います。
しかも、生クリームとの相性が良いのです!
びっくりしました。
脂肪や甘さを洗い流すような、心地良い渋味。
お菓子に勝つでも負けるでもない存在感のある香り。
香りが残るけど、見事な調和。
香りはスズランのような、と表現しましょうか。
今の時期、まやんちで提供しているお菓子とのペアリングはどれでも合います。
万能です!
さらに、モンブランやガトーマロンのような生クリームのお菓子との相性の良さは抜群です。
和紅茶の美味しさ、ここまで来たか!っていう発見を、
『いずみ』という品種を、
吉田茶園の丁寧な手仕事が生み出したパワーを、
いろんなことを感じていただけるお茶です。
いずみ 2ndフラッシュ
ポットサービス 700円
(※とてもお得なキャンペーン価格)
販売コーナーでは茶葉の販売も行います。
10g 430円
↑吉田さんと
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