« インド・ネパール茶畑視察の旅⑪ | トップページ | 新規事業参入セミナー 受講者募集 »

2017年6月19日 (月)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑫

インド・ネパール茶畑視察の旅①

 

インド・ネパール茶畑視察の旅②

 

インド・ネパール茶畑視察の旅③

 

インド・ネパール茶畑視察の旅④

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑨

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑩

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑪

 

の続きです。




ホテルを出て、まもなく、到着。

 

ジュンチャバリ茶園

 

茶園に足を踏み込んだとき、インドならまだしも、ネパールの茶園に来れるなんて、夢のように思いました。ずっと憧れていた茶園です。

Img_0492


Img_0493

Img_0494_2

 

歓迎のストールをかけていただき、

 

茶園のスタッフの皆さんと同じエプロンをいただきました。

工場専用のサンダルに履き替えたうえに、さらに、靴底を水で洗うという衛生管理。

Img_0508

 

マスクにキャップ

 

Img_0513


Img_0496

萎凋槽

 

床がキレイ。衛生への配慮がすごい。

 

Img_0501

 

下層階にある揉捻機へと茶葉を移動させます。

 

 

 

Img_0518


揉捻機

 

 

 

Img_0538


スタッフの皆さんの制服が素敵でした。


Img_0551

↑これ、何をやっているかわかります?



製茶した茶葉を最後にふるい分ける作業です。

 

この作業を機械でやるのが一般的なのですが、手作業でやっていました。

 

お茶仲間たちも「手作業ですか?」とびっくり。

 

当然のように「茶葉が壊れないからね~」という返答でした。

 

ザ・ハンド・ソーティング!

 

’あたりまえ’の基準が高い!

 

どの業界、どの職種にも言えることだと思いますが、’あたりまえ’の基準が高いことが仕事の質の高さだと思います。手間がかかること、面倒なことでも、お客様のため、自分の喜びのために手を掛ける事ですね。一見、利益から遠ざかるように思えますが、何かで自分に戻ってくるものです。本当に大事なことだと思いました。






ジュンチャバリ茶園は、
2001年創業の新鋭の茶園で、今年17年目。

 

Bachan (バチャン)とLochan(ロチャン)の兄弟が経営しています。

 

役割としては、バチャンは茶園に常駐、ロチャンは世界にジュンチャバリを広める営業マン。

 

Img_0557

↑こちら、バチャン。

(この後の記事にロチャンの写真が出てきますよ。似てるから間違えないで)











Img_0572

 

↑ティスティング↓

 

Img_0567

 

 

 

うわ~~美味しいのあった!!

 

仲間全員一致で、購入量も確定し、購入の申し出をしたところ

 

ガ~~~ン

 

カナダ最大手の紅茶屋の社長がタッチの差で買ってしまったと。

 

↓この悔しさを忘れないために、パチリ。

 

Img_0568

 

というわけで、二番目に美味しかった茶葉を連れて帰ることになりました。

 

まやんちで提供しているのが、その子です。

 

二番目と言えども、お飲みになったお客様は感動に浸りながらお帰りになっています。

 

そうとう美味しいですから。







さて、茶畑に出ていく時間になりました。

 

標高の高い山ですから、太陽が近く感じて、ジリジリしていました。

Img_0576

Img_0581

茶摘みさんの手元を撮影

 

 

 

一芯二葉 を摘みます。

 

(新しい芽とその下にある2番目の葉と3番目の葉)

 

Img_0583


Img_0578

ナマステ~

 

Img_0590

摘んだ茶葉はこのように籠に入れます

 

Img_0595

これくらい急な傾斜なので、立っているのも大変です。

 

Img_0597


Img_0598

 

茶摘を見せていただた後に、

 

畑を案内してくれたマネージャーのモーリスさんに、ダメモトであるお願いをしてみました。

 

昨年の秋に、ロチャンさん(ジュンチャバリの経営者)が来日したときに、友人の神奈川の畑から、茶の苗木を運んで行かれました。その苗木は元気なのか、ちゃんと育っているのか、とても気になっていました。もし、可能なら、その畑まで案内してくれないか、お願いしてみました。

 

そしたら、快諾してくださり、険しい山道を案内してくれました。

 

Img_0602

 

↑【AFTER】元気に育っていました!!




↓【BEFORE】昨年の秋、苗木でした。

 

Img_4847


Img_4848

地球はつながっているというか、なんというか、感極まりました。




 

Img_0611

最近の茶葉の品種を比較して説明してくれました。

 

最後に、ゲストハウスにお招きいただき、ランチパーティー。

 

Img_4809


Img_0615


Img_0622

 

↑前に来た日本人が日本語の表記を教えたそうです。

 

Img_0624

Img_0625_2


Img_0616


Img_0626


お料理がほんとに美味しくて、ジュンチャバリのお茶と同じで、優しさを感じる味わい。おかわりして、お腹いっぱいにいただきました。

 

今回の旅行で、ずっと生野菜を避けておりましたが、ここだけは信頼できると確信して、初生野菜!いただきました。

もちろん、カラダに異変はおきませんでしたよ。

 

Img_0627

 

テラスのお席で、訪問者帳に記帳。

 

日本からのお土産(桜のヨックモック)を先程のカナダ人が食べていた(笑)

 

なんてこった

 

Img_0628

ワンコ飼っている





ジュンチャバリ茶園での歓待に感動の連続で、夢のような時間を過ごしました。

 

ずっと住んでいたくなりましたが、今日中にカトマンズに着かないと帰国できませんので、別れを惜しんで空港へと向かいました。





☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 

ジュンチャバリ茶園

 

工場の標高:1850m

 

創業:2001年

 

栽培面積:96ha

 

従業員:250人

 

生産量:年間20t 

 

生産茶種:紅茶60% 緑茶20% 烏龍茶15~19% 白茶1~2%

 

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆








ビラトナガル空港に到着

 

Img_0631

国内線でカトマンズに移動する待ち時間

 

Img_0633
簡易な空港でした。





カトマンズに到着して、すぐにネパール料理のレストランへ向かいました。

 

閉店間際(いや過ぎてたかも?)の迷惑な日本人客、ほんとにすみません。

 

Img_0642
ポップコーン

Img_0641
食前酒

Img_0644

ジャガイモ

 

Img_0645
ネパールのビール 像さんの取っ手がかわいい

 

Img_0646
お約束のモモ

Img_0647
豆のスープ

Img_0649

 

最後はやっぱりカレーで〆る

 

Img_0650

チャイ


ネパールの料理は、はやり、こちらのレストランでも、スパイスは効いていても、インドに比べると上品な味付けでマイルドでした。

 

 

 

 

 

 

 

カトマンズの中心地にあるホテル

 

アンナプルナホテル

 

に到着。

 

 

 

Img_0652


Img_0657

不思議なこともなく、文句なしの快適ホテル。



やっとWi-Fiが繋がり、超久しぶりに、夫に「無事だよ」のラインを送りました。

 

ずっと山にいたので、レンタルWi-Fiを借りた人でさえ、使えなかったです。いつでもどこでも連絡が取れるのが当たり前の時代になっているのに、連絡手段が途絶えるというのは不安でした。でも、繋がらない、と割り切ってしまうと、それはそれで快適で、『今』『ここ』『自分』に集中できるので、悪くないな~と、ネットが無かった時代の豊かさをを思い出しました。


盛りだくさんな一日、安眠ホテルで眠りに就きました。

 

 

 

つづく → ⑬

 

次回は最終回です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

|

« インド・ネパール茶畑視察の旅⑪ | トップページ | 新規事業参入セミナー 受講者募集 »

インド・ネパール茶畑視察の旅」カテゴリの記事