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2017年6月16日 (金)

ジェームステーラー 【Mr. JAMES TAYLOR】

『セイロンティーの父』と呼ばれているジェームステーラーをご存知でしょうか?

(ジェームステーラー1835年~1892年)

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写真:磯淵猛氏のブログよりお借りしました。




今から150年前のセイロン(現在の国名はスリランカ民主社会主義共和国)は、コーヒーの生産が盛んで、紅茶は作っていませんでした。セイロンは当時、コーヒーの産地だったのです。

しかし、1860年代に「さび病」という植物の伝染病でコーヒーの木が全滅してしまい、それを機に紅茶の栽培に切り替わったのでした。英国の統治下だったということもあり、インドに次いで紅茶に力を入れるという流れになっていました。

スコッコランド出身のジェームステーラーは、コーヒーのプランテーションで働いていましたが、コーヒーの産業が衰退したのを機に、紅茶の栽培に乗り出しました。1867年(彼が32歳の時)キャンディーの地にルーラコンデラ茶園を開墾しました。

栽培方法、製茶方法についての実験を繰り返し、次第にその手法が他の農園にも広がり、ついにロンドンの紅茶市場で高い評価を受けるようになったのです。

その後、テーラーは紅茶に人生をかけ、製茶機械を開発し、製茶工場を作って最良のセイロン紅茶を世界に広めていったのです。

紅茶の歴史に興味のある方は、スリランカを訪れると、彼のお墓参りから行程を組むのだとか。キャンディ郊外の紅茶博物館には彼の功績と遺品が展示されており、実際に使われた研究器具や道具を見学することができます。

そんなジェームステーラの功績を讃え、彼に思いを馳せて、紅茶研究家の磯淵猛氏が名付けた紅茶【ジェームステーラーズティー】を提供しております。



ジェームズテーラーズ・ティー 600円

(ポットサービス)

彼が開墾したルーラコンデラ茶園の周辺で採れた茶葉で作られています。

いわゆる、紅茶らしい紅茶です。

ド定番な感じです。

ミルクを加えてお飲みになるのをお勧めしております。

ストレートよりミルクがお勧め。

現在、提供中の【フォレノアール】のような生菓子はもちろん、【ルバーブのパイ】にもよく合います。

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