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2017年6月27日 (火)

新規事業参入セミナー 受講者募集

新規事業参入セミナーのご案内です。




昨年に引き続き、今年も栃木県の市貝町(いちかいまち)にお招きいただきました。



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市貝町は宇都宮から車で30分くらい。

(お隣には陶器で有名な益子町があります)

人口は1万1千人。

畑と田んぼが広がり、蛍が飛んでいる自然がいっぱいの町です。

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市貝町に事業を創生し、雇用を拡充するのを目的に開催されるセミナーです。

セミナーなんていうと、堅苦しいイメージを持たれるかもしれませんが、

講義の内容は、飲食店を始めるにあたって、はじめの一歩の踏み出し方、どう考えたらよいのか、どう進めたらよいのか、私の10年間の体験をベースに内容を組み立てております。

『成功に導くノウハウ』だとか、『あなたは成功する』みたいな、’いかにも’なセミナーを私ができるわけありませんから、

実際に私のコケタ話、しくじった話、困った話を中心に(たまに自慢話もしますが)飲食店を経営することの楽しさと難しさを知っていただき、体験談から得られる知恵や解決策を引き出していただこうと思っております。




飲食店での経験がなく、ど素人が開業しても続けて行ける事例として、聴いていただけますので、私と同じように異業種から参入しようと考えている方には、勇気が湧き出る講座だと思います。

昨年、まやんちの家賃の金額を例に収支の講義をしていたら、受講者の皆さんは一年間の額だと思ってらっしゃって、途中で1ヶ月の金額だとわかったときに、大爆笑しました。それくらい、家賃がかからないので、いろんな事が出来そうな可能性に満ちた町です。地方で起業するのも面白いと思います。

地方で開業を考えている方、その移住候補地に市貝町がありましたら、住民じゃなくても受講できるとの事です。

まだ残席があるようですので、ご興味がありましたら、お問合せください。

(公共事業ですので、受講料は無料です)




市貝町の起業促進、雇用の拡充を願って講義させていただきます。






<お問合せ先>

市貝町地域雇用創造促進協議会

電話 0285-81-6177

栃木県芳賀郡市貝町杉山2504

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2017年6月19日 (月)

インド・ネパール茶畑視察の旅⑫

インド・ネパール茶畑視察の旅①

 

インド・ネパール茶畑視察の旅②

 

インド・ネパール茶畑視察の旅③

 

インド・ネパール茶畑視察の旅④

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑨

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑩

 

インド・ネパール茶畑視察の旅⑪

 

の続きです。




ホテルを出て、まもなく、到着。

 

ジュンチャバリ茶園

 

茶園に足を踏み込んだとき、インドならまだしも、ネパールの茶園に来れるなんて、夢のように思いました。ずっと憧れていた茶園です。

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歓迎のストールをかけていただき、

 

茶園のスタッフの皆さんと同じエプロンをいただきました。

工場専用のサンダルに履き替えたうえに、さらに、靴底を水で洗うという衛生管理。

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マスクにキャップ

 

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萎凋槽

 

床がキレイ。衛生への配慮がすごい。

 

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下層階にある揉捻機へと茶葉を移動させます。

 

 

 

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揉捻機

 

 

 

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スタッフの皆さんの制服が素敵でした。


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↑これ、何をやっているかわかります?



製茶した茶葉を最後にふるい分ける作業です。

 

この作業を機械でやるのが一般的なのですが、手作業でやっていました。

 

お茶仲間たちも「手作業ですか?」とびっくり。

 

当然のように「茶葉が壊れないからね~」という返答でした。

 

ザ・ハンド・ソーティング!

 

’あたりまえ’の基準が高い!

 

どの業界、どの職種にも言えることだと思いますが、’あたりまえ’の基準が高いことが仕事の質の高さだと思います。手間がかかること、面倒なことでも、お客様のため、自分の喜びのために手を掛ける事ですね。一見、利益から遠ざかるように思えますが、何かで自分に戻ってくるものです。本当に大事なことだと思いました。






ジュンチャバリ茶園は、
2001年創業の新鋭の茶園で、今年17年目。

 

Bachan (バチャン)とLochan(ロチャン)の兄弟が経営しています。

 

役割としては、バチャンは茶園に常駐、ロチャンは世界にジュンチャバリを広める営業マン。

 

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↑こちら、バチャン。

(この後の記事にロチャンの写真が出てきますよ。似てるから間違えないで)











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↑ティスティング↓

 

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うわ~~美味しいのあった!!

 

仲間全員一致で、購入量も確定し、購入の申し出をしたところ

 

ガ~~~ン

 

カナダ最大手の紅茶屋の社長がタッチの差で買ってしまったと。

 

↓この悔しさを忘れないために、パチリ。

 

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というわけで、二番目に美味しかった茶葉を連れて帰ることになりました。

 

まやんちで提供しているのが、その子です。

 

二番目と言えども、お飲みになったお客様は感動に浸りながらお帰りになっています。

 

そうとう美味しいですから。







さて、茶畑に出ていく時間になりました。

 

標高の高い山ですから、太陽が近く感じて、ジリジリしていました。

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茶摘みさんの手元を撮影

 

 

 

一芯二葉 を摘みます。

 

(新しい芽とその下にある2番目の葉と3番目の葉)

 

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ナマステ~

 

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摘んだ茶葉はこのように籠に入れます

 

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これくらい急な傾斜なので、立っているのも大変です。

 

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茶摘を見せていただた後に、

 

畑を案内してくれたマネージャーのモーリスさんに、ダメモトであるお願いをしてみました。

 

昨年の秋に、ロチャンさん(ジュンチャバリの経営者)が来日したときに、友人の神奈川の畑から、茶の苗木を運んで行かれました。その苗木は元気なのか、ちゃんと育っているのか、とても気になっていました。もし、可能なら、その畑まで案内してくれないか、お願いしてみました。

 

そしたら、快諾してくださり、険しい山道を案内してくれました。

 

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↑【AFTER】元気に育っていました!!




↓【BEFORE】昨年の秋、苗木でした。

 

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地球はつながっているというか、なんというか、感極まりました。




 

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最近の茶葉の品種を比較して説明してくれました。

 

最後に、ゲストハウスにお招きいただき、ランチパーティー。

 

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↑前に来た日本人が日本語の表記を教えたそうです。

 

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お料理がほんとに美味しくて、ジュンチャバリのお茶と同じで、優しさを感じる味わい。おかわりして、お腹いっぱいにいただきました。

 

今回の旅行で、ずっと生野菜を避けておりましたが、ここだけは信頼できると確信して、初生野菜!いただきました。

もちろん、カラダに異変はおきませんでしたよ。

 

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テラスのお席で、訪問者帳に記帳。

 

日本からのお土産(桜のヨックモック)を先程のカナダ人が食べていた(笑)

 

なんてこった

 

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ワンコ飼っている





ジュンチャバリ茶園での歓待に感動の連続で、夢のような時間を過ごしました。

 

ずっと住んでいたくなりましたが、今日中にカトマンズに着かないと帰国できませんので、別れを惜しんで空港へと向かいました。





☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 

ジュンチャバリ茶園

 

工場の標高:1850m

 

創業:2001年

 

栽培面積:96ha

 

従業員:250人

 

生産量:年間20t 

 

生産茶種:紅茶60% 緑茶20% 烏龍茶15~19% 白茶1~2%

 

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆








ビラトナガル空港に到着

 

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国内線でカトマンズに移動する待ち時間

 

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簡易な空港でした。





カトマンズに到着して、すぐにネパール料理のレストランへ向かいました。

 

閉店間際(いや過ぎてたかも?)の迷惑な日本人客、ほんとにすみません。

 

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ポップコーン

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食前酒

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ジャガイモ

 

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ネパールのビール 像さんの取っ手がかわいい

 

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お約束のモモ

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豆のスープ

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最後はやっぱりカレーで〆る

 

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チャイ


ネパールの料理は、はやり、こちらのレストランでも、スパイスは効いていても、インドに比べると上品な味付けでマイルドでした。

 

 

 

 

 

 

 

カトマンズの中心地にあるホテル

 

アンナプルナホテル

 

に到着。

 

 

 

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不思議なこともなく、文句なしの快適ホテル。



やっとWi-Fiが繋がり、超久しぶりに、夫に「無事だよ」のラインを送りました。

 

ずっと山にいたので、レンタルWi-Fiを借りた人でさえ、使えなかったです。いつでもどこでも連絡が取れるのが当たり前の時代になっているのに、連絡手段が途絶えるというのは不安でした。でも、繋がらない、と割り切ってしまうと、それはそれで快適で、『今』『ここ』『自分』に集中できるので、悪くないな~と、ネットが無かった時代の豊かさをを思い出しました。


盛りだくさんな一日、安眠ホテルで眠りに就きました。

 

 

 

つづく → ⑬

 

次回は最終回です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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インド・ネパール茶畑視察の旅⑪

インド・ネパール茶畑視察の旅①

インド・ネパール茶畑視察の旅②

インド・ネパール茶畑視察の旅③

インド・ネパール茶畑視察の旅④

インド・ネパール茶畑視察の旅⑤

インド・ネパール茶畑視察の旅⑥

インド・ネパール茶畑視察の旅⑦

インド・ネパール茶畑視察の旅⑧

インド・ネパール茶畑視察の旅⑨

インド・ネパール茶畑視察の旅⑩

の続きです。


惜しくも、イラムの町を楽しむ時間が取れず、バスに乗りました。次の目的地は、ジュンチャバリ茶園のあるダンクタという町です。




車窓から見る景色は、ずっと単調で、眠る→首が痛くて起きる→眠る→腰が痛くて起きる,

たまに、仲間と話す、の繰り返しでした。ただ車に乗っているのも、相当の体力を使います。

暗くなってきて、車のライトだけで道を照らしているので、恐怖のドライブが続きました。



ようやく、ホテルに着いたのは夜の10時近く

「到着しました」とバスを降ろされたけど、暗闇の中にホテルは見えません。

ホテル、どこ??

途中の道路に陥没しているところがあるため、バスは通行不可能とのこと。

この山の上にホテルがあるから、歩いて行ってくれと!

スーツケースはホテルの人が取りに来てくれるから、道路に置いといて、と。

スーツケース、置き去り???

通行人の気配すらない場所だから、さすがに泥棒はいないと思うけど、大事な茶葉が入っているスーツケースを置き去りにするのは心配でした。かと言って、自分で運ぶ自信もないし。ここは覚悟が必要でした。


道路にスーツケースを置いて、路面を懐中電灯で照らしながら、登っていきました。

山の上にあるホテルに到着して、ほっとする間もなく、夜食。

こんな遅い時間なのに、夜食の対応してくれるなんて、ネパールの人は親切です。
山の下までスーツケースも取にいってくれました。

疲れ切っていて、夜食の写真を撮り忘れるという失態

そして、何を食べたのか、記憶にもない。残念です

翌朝、良く晴れていたので、ホテルの正面に出てみたら、昨夜、懐中電灯を照らして登ってきた道がはっきり見えました

↓ここを登ってきたのか~~

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周囲に自然以外の何もない、のどかな風景。

ホテルはとても素敵でした。

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山の上にそびえ建つ

ホライズン・マウンテンリゾートホテル

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吹き抜けを上層階から撮ってみました。

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部屋もなかなか高級感がありました。

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↑トイレがキレイで感動☆彡

でも、やはり、謎のホースが付いていました。(このホース、怖くて触ることもできなかったけど、道中に1回くらい、どんなもんなんだか、自分の経験のために使ってみればよかったと後悔しています。)

前日のイラムも、ここダンクタのホテルも共通しているのは、シャワー室とトイレとの境目がなくて、トイレに入るにも床がビチョビチョになっているという点。ここのホテルにはビーチサンダルがあったので、トイレの時は履くようにしました。前日のホテルではわざわざ自分の靴を履いてトイレに入りました。

このへんじゃ、高級ホテルだろうに、こういう不思議、なんとも思わないのかな?って。

ホテルの屋上からは、ヒマラヤ山脈が一望できて、カンチェンジュンガを写真に撮ることができました。

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さ、今回の旅の最大級の目的地、

ジュンチャバリ茶園へと向かいます。

つづく→⑫へ

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【開催中止】8月のオトナの異業種交流会 (お見合いパーティー)

8月に開催予定でした

オトナの異業種交流会(お見合いパーティー)は

諸般の事情により、開催中止とさせていただきます。

参加を検討してくださっていた方々、情報をシェア拡散してくださった方々、

大変申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。



次回、12月の開催を検討しております。

開催が決まりましたら、こちらのブログでご案内させていただきます。

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2017年6月16日 (金)

ジェームステーラー 【Mr. JAMES TAYLOR】

『セイロンティーの父』と呼ばれているジェームステーラーをご存知でしょうか?

(ジェームステーラー1835年~1892年)

201706isobuchijames

写真:磯淵猛氏のブログよりお借りしました。




今から150年前のセイロン(現在の国名はスリランカ民主社会主義共和国)は、コーヒーの生産が盛んで、紅茶は作っていませんでした。セイロンは当時、コーヒーの産地だったのです。

しかし、1860年代に「さび病」という植物の伝染病でコーヒーの木が全滅してしまい、それを機に紅茶の栽培に切り替わったのでした。英国の統治下だったということもあり、インドに次いで紅茶に力を入れるという流れになっていました。

スコッコランド出身のジェームステーラーは、コーヒーのプランテーションで働いていましたが、コーヒーの産業が衰退したのを機に、紅茶の栽培に乗り出しました。1867年(彼が32歳の時)キャンディーの地にルーラコンデラ茶園を開墾しました。

栽培方法、製茶方法についての実験を繰り返し、次第にその手法が他の農園にも広がり、ついにロンドンの紅茶市場で高い評価を受けるようになったのです。

その後、テーラーは紅茶に人生をかけ、製茶機械を開発し、製茶工場を作って最良のセイロン紅茶を世界に広めていったのです。

紅茶の歴史に興味のある方は、スリランカを訪れると、彼のお墓参りから行程を組むのだとか。キャンディ郊外の紅茶博物館には彼の功績と遺品が展示されており、実際に使われた研究器具や道具を見学することができます。

そんなジェームステーラの功績を讃え、彼に思いを馳せて、紅茶研究家の磯淵猛氏が名付けた紅茶【ジェームステーラーズティー】を提供しております。



ジェームズテーラーズ・ティー 600円

(ポットサービス)

彼が開墾したルーラコンデラ茶園の周辺で採れた茶葉で作られています。

いわゆる、紅茶らしい紅茶です。

ド定番な感じです。

ミルクを加えてお飲みになるのをお勧めしております。

ストレートよりミルクがお勧め。

現在、提供中の【フォレノアール】のような生菓子はもちろん、【ルバーブのパイ】にもよく合います。

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2017年6月 6日 (火)

大人気 『ルバーブのパイ』 提供が始まります。

嬬恋から、今年初収穫のルバーブが届きました。

天候に恵まれ、立派です!





しゃっきっとした酸味があって、食欲をそそる香りがします。




『ルバーブのパイ』、2年前から提供しておりますが、なんとなく耳慣れない食材なので、今の季節ですと『フォレノアール』、もう少し先ですと『ピーチメルバ』と並んでいたいたりするので、お客様の選考に漏れてしまう、ある意味、地味な子なのです。

しかし、一度選ばれてしまうと、食べた人の心を掴んで離さない、強い子なんですよ。




どんどんファンを増やしておりまして、今年は「ルバーブのパイはいつからですか?」というお問合せを何件いただいたかわかりません。

前回のブログで、畑の様子をアップしたら、もう予約が入り始めています。


『ルバーブのパイ』 900円(税込)





『ルバーブのパイ』の魅力は、、、

なんといっても、嬬恋の畑で丁寧に育てられたルバーブを使っているという事。

香りが良くて、味が濃いです。

巷で見かけるベリー系の食材と抱き合わせたりしてカサマシすることなく、シナモンなどの香り食材も使わず、ルバーブ単体で《どうだ~~!》って感じで、パイにしております。

伝え方がストレートなんです。ルバーブ好きにはたまりませんね。


当たり前すぎて、書くのもタメライますが、パイ生地も自家製です。(冷凍パイシートじゃないからね)

発酵バターをたっぷり使って、サクサクに焼いております。

自家製のバニラアイスクリームを絡めて召し上がってください。



そして、とにかく、紅茶に合うんです。どんな紅茶にも合う万能選手です。
ペアリング優等生です。

カラダにも良い栄養素が含まれていますので、ジメジメの季節にぜひ、ルバーブのパイで心もカラダもすっきりしてください。


確実に召し上がるには、ご予約(お取り置き)をお勧めしております。

必ず、お電話でお願いします。

電話:03-6276-1667

(私にSNS等の連絡ツールでご連絡をいただきますと、店の管理帳に転記漏れ、転記ミスの恐れがありまして、お客様に多大なるご迷惑をおかけする心配がありますので、店に直接お電話でお願いします。)


尚、畑の状況しだいでは、ルバーブがショートする場合もこざいます。農作物ゆえ、お許しください。

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