インド・ネパール茶畑視察の旅⑥
の続きです。
4/29に開催した試飲会では、旅の写真を壁面に映してご覧いただいたのですが、スタッフが「仕事をしてたから写真を見る余裕がなかった」と悲しそうに訴えるので、スタッフ向け写真会を開くことにしました。
↑ほろ酔いで顔が赤くなってしまったので、公開できず、ニコちゃんマーク
写真を見る会だったのに、質問攻めで、勉強会になってしまいました。
酔っぱらっても仕事!仕事!
好きな事を仕事にするって、いいですね~~
色々と知ろうとすると、これまでの私の書いたブログには不足があったようなので、直近の前回⑤の内容については加筆修正しました。既に読んでくださった方はお手数ですがお戻りくださいませ。
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さて、さて、
サングマ茶園を後にして、いったんダージリンタウン(中心地である繁華街)に戻り、現地ガイドさんが勧めてくださった紅茶屋さんに行きました。
小さな紅茶屋さんだと思いきや、向かい側のビルの地下に立派なテイスティングルームがありました。
今季のファーストフラッシュは収穫が遅れていて、まだ出揃ってなかったのですが、届いているものの中から、選りすぐりを飲ませていただきました。
サングマ茶園では諸般の事情から、お茶の購入に至らなかったのもあり、私の気持ちに少々の焦りが・・・。
よかったです。ここで良い出会いがありました。
リシーハット茶園
↑すっきりとした上品な青さが感じられ、お値段とのバランスも納得し、即決。
こちらは、先日の試飲会でも大人気で、即完売となりました。若干、茶葉を残してあるので、「ブログで見ました」旨をお申し出ください。1ポット700円で提供いたします。ティーリストには出ていない裏メニューということで。
続けて、裏メニューシリーズ↓
↑タルザム茶園
サングマ茶園と同じ工場で製茶しているタルザム茶園。
「ブログ見ました」旨、お申し出いただき、1ポット800円で提供いたします。こちらは試飲会にも出せなかったくらい少量ですので、まさに裏メニューです。
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『ブログ見ました』の裏メニュー
■リシーハット茶園 1ポット700円
■タルザム茶園 1ポット800円
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紅茶屋さんを後にして、
次の向かうのは、アリア茶園。
(お昼ご飯、抜き)
なんやら、今までとは様子の違う、ボロボロの気合いの入ったジープが用意されていて、その車に乗り換えるよう現地ガイドさんに案内されました。
嫌な予感
アリア茶園は知る人ぞ知る、非常にデンジャラスなところ。道とは思えない急傾斜の道を走って辿り着く茶園だと聞いていました。
ガードレールの無いガタガタ道。
ガッツんガッツんジープが攻めていきます。
ヘアピンのようなカープがあっても、対向車の有無を確認できるミラーはありません。ガードレールもないので(しつこい)、脱輪した瞬間に谷の下まで落ちてしまう危険を感じながら崖っぷちを走っていきます。
本当に怖い時は、キャーなんていう声は出ないんですね。ジェットコースターでキャーキャー言えるのは余裕があるからなんだ、とわかりました。出るのは涙だけカラダを支えるのに精一杯で涙を拭くこともできません。着ていたダウンコートを丸めて谷に落ちた時にエアバッグにしようと頭の横に充ててみたりして。
恐怖のドライブでした。
恐怖を倍増させたのは、ドライバーさんのビーチサンダル。
(そんなに気軽に運転されたら困る)
高校生?って聞きたくなるくらい、若いし。
(免許持ってるの?←不信感)
話し掛けても、英語、通じない。
ドライバーさん、私たちとは話をしないけど、道を歩いている人と親しげな挨拶をしたり、対向車に手を振りながらクラクション鳴らしたり、すれ違う人が皆友達みたいだったので、不思議だな~と思って、
DO YOU LIVE IN ARIYA?
’YES’
やっと、英語、通じた。
そうか、アリアの住人か~~。
後から聞いた話ですが、やはり、住人を運転手に雇ったとのこと。
住人じゃなきゃ、こんなところ、運転できるわけないです。納得。
↑アリア茶園に到着
↑萎凋してます
工場の中を一通り見せていただいて、最後にティスティング。
手前の水色(スイショク)の薄いのは、白茶です。
5種類ティスティングして、全員一致で連れて帰る子が決まりました。
ここでは、私、相当の量を購入する決心をしましたので、堂々とティーリストに載せております。
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アリア茶園 1ポット 600円
スッキリ感・甘さ・渋味がバランスよく調和して、どのお菓子にも合います。
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例えば、気に入ったお茶があったとします。小売りの商店の売り場なら、「これ○○gください」っていう買い方ができますよね。
ですが、ここは茶園で製茶したての茶葉のティスティングですから、「これが欲しい」となったら、このロットは20㎏です、とか、17㎏です、というロットの全体量が購入の単位となるわけです。今回は、茶園に同行したメンバーで誰が何キロ買うのかの協議を行い、ロット全体を引き受けることが可能になって、初めて購入が決定します。
もちろん、私一人でロットを全部購入することができるなら協議は必要ありませんが、スーツケースの容量にも限りがありますし、週2日営業のティールームの必要量を考慮すると、スーツケースを満杯にして、さらに手荷物で限界まで運ぶ、というのが、いいところです。
↑茶摘み
1日に1人が7㎏摘むそうです
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アリア茶園
標高1500m
畑の面積 125ha
1885年創業
2002年~バイオオーガニック
年間50トン生産
(内訳:緑茶49% 紅茶48% 烏龍茶2% 白茶1%)
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