インド・ネパール茶畑視察の旅⑧
の続きです。
2泊したウィンダミアホテルはダージリンでは最高級のホテルというだけあって、シャワーのお湯の量に限りがあるという点以外は、雰囲気もサービスも素晴らしく、とても印象深いホテルでした。2泊ともシャンプーしてない、って、実は非常事態でしたが(笑) これも旅の思い出です。
ダージリンを後にして、次の目的地はネパールの紅茶産地’イラム’です。
地図で直線距離にすると、50㎞くらいなのですが、いったん山を下りて、次の山を越えて向かうことになるので、1日中ドライブすることになります。恐るべし、ヒマラヤ山脈の麓。
ダージリンの山を下って行くにつれて、だんだん気温が高くなっていくのがわかります。日差しがジリジリします。
↓平地にはテライの茶畑が広がっています。
地域としてはダージリンですが、こちら、平地は『テライ』という茶産地です。
栽培品種はアッサム種。大雑把に言うと暑い所で生育する品種です。
葉っぱが大きめなのは、アッサム種の特徴。
こんな感じです。
同じダージリンでも、標高の高いところではダウンジャケットを着ていたのに、山を下ると半袖になって、帽子が必要になります。栽培品種が異なるのをカラダで納得。
出国の書類を提出するお役所。
なんやら、パソコンが壊れたとかで、復旧するまで待たされることに。
時間をつぶさなくてはならないので、ホテルが持たせてくれたお弁当を車中で食べることにしました。
ホテルのお弁当。。。。(嫌な予感、的中)
昨日との違いはバナナが林檎に代わっただけ
(オオウケ)
このままカジッタら、歯茎から血でるぞ~~。アラフィフ
案の定、卵が2個もあるのに、塩はありません。
まもなく、審査が再開され、出国できることになりました。
ネパールのイミグレーションでOKとなり、
無事、インド→ネパール 国境越えをしました。
カカールビッタの国境付近には人力タクシーが沢山停まっていました。
ネパールの道を走り始めて、なんとなく感じたのは、インドに比べて建物の色がカラフルになった事です。人も穏やかそうでした。
入国して間もなく、チャイが飲めるお店に車を停めて、チャイ体験。
↑お店の前にニワトリが放し飼い
↑産み落としたら、ここに?
↑チャイを作っているところ
↑コップに注ぐところ
↑ここのチャイがとっても美味しかったので、どんな茶葉を使っているのか聞いたら、教えてくれました。イラムのCTCでした。しっかりチェックして、旅行中にどこかで買えないかな~と、写真に記録。
↑道中の茶畑
↑突然、道路工事。
工事作業服じゃなくて、普段着みたい。半ズボンの人もいる。
1日中、車での移動で、車窓からの景色が単調だったのもあり、爆睡しておりました。
イラムのホテルに着いたときは、もう日が暮れていました。私たちの到着時間が遅かったにもかかわらず、ホテルの人がこれから夕飯を作ってくれることになりました。用意するまで1時間半かかるとの事でしたので、真っ暗でしたが、街に出てみることにしました。ちょっと怖かったです。
1軒だけ、食料品店が営業していて、ラッキー
あった~~~
運良く、先ほどのチャイの茶葉を発見しました!
即購入。
まやんちでは、通常、アッサムのCTCでチャイを作っております。
たいてい、日本で飲むチャイはインド・スリランカ・アフリカ産の茶葉で作っているところが多いと思いますので、ネパールの茶葉で作るチャイをお店で飲めるなんて、珍しいですよね。ダージリンで調達したカルダモンと煮出して作ってみようと思います。
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期間限定の新メニュー
イラムティーとカルダモンのチャイ 700円
(茶葉がなくなり次第終了となります)
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↑ホテルの夕食 (またカレー) (笑)
旅に出る前に、インドやネパールの食事事情に精通した方々からアドバイスをいただいて、
「火の通ってないものは食べないように」
「生ものは食べないように」
「コップがキレイかわからないから、コップに注がれた飲み物は避けて、コーラでもなんでもいいから、ラッパ飲み、瓶ごと飲んだ方が安全」
「高級ホテルに置いてあるペットボトルの水でさえ、疑わしいので、開けるときのカチッという音がしなかったら、中身を詰め替えている可能性があるから飲まないこと」
「お腹いっぱいに食べないこと」
との事でした。
そうすると、↑のお皿にある、菜っ葉の炒め物の上にある生のキュウリやニンジンは
小皿に盛っている漬物もってことになります。
食べたくても我慢、我慢。
20年位前に、スリランカに行った時に、食べたいものを食べたいだけ食べて、お腹を壊して、2週間、下痢が止まらなかった経験があるので、今回はとても慎重に行動しました。
イラムで泊まったホテルは、
『グリーンビューホテル』
イラムの街の中心地にあって、ここでは高級ホテル。
しかし、お湯が出ない
3日間連続、洗髪断念
時々、停電になります。最初はパニックになりましたが、ポケットに懐中電灯を常備して、すぐにオンにするのに慣れました。
電気、お湯、
日頃当たり前に供給されているものの有難さを身に染みて経験できました。
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