スコーンが変わりました
美味しいスコーンの条件は?
→ 『狼の口』が開いていること。
スコーンの焼成時に側面にぱっくりと横方向に割れる亀裂のことを、イギリスでは狼の口と言われておりまして、出来不出来のサインでもあります。
なんで、狼の口が開いたスコーンは美味しいのか、考えてみると・・・。
亀裂(狼の口)が入っていれば、自然に左右の手が亀裂に沿ってスコーンを割るようになる。すると、割れ目にジャムとクロテッドクリームを乗せやすくなる。パクっと口に入れたときに、内側の’ふわっ’外側の’かりっ’とした食感とともに果実と油脂がバランスよく口の中に広がる。
→だから、狼の口が開いているスコーンは美味しいのだと思います。
もちろん、まやんちのスコーンも狼の口が開いています。それは、生地の混ぜ方、温度管理、寝かせ時間、成型、すべての工程において、気を使うべきポイントを実行して作っている結果です。
と同時に、自家製のジャムには季節の果物を使い、果物と砂糖だけで作っています。
以前から、お客様が召し上がったお皿を下げるとき、ジャムやクロテッドクリームの食べ残しが多いのが気になっていました。スコーンと同じくらい心を込めて作ったジャムを残されるのは悲しいことです。
ある人に、「単純に糖分や油分の摂取を控えればカラダにイイことしているような気になってしまうような健康管理って、おかしいんじゃないか?」と嘆いたら、
「まやんちのスコーンは、何もつけなくても美味しいんだよ!たしかに、間違った健康志向の人が多いけど、そのまま食べたい人もいるはず!」というご意見をいただきました。
そうか、今よりも、ジャムをつけたくなる味にしてみよう!と、ちょっと配合を変えてみることにしました。
まやんちではプレーンとカレンズの2種類をセットにしています。プレーンは今までと変わりませんが、カレンズの生地に全粒粉を入れて砂糖を減らしたら、素朴な感じが増しました。
小腹がすいたときの、おやつに、ぜひ召し上がってください。
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