« 朝日新聞、我が街かわら版号外 | トップページ | 蒲田モダン切子 工場見学 »

2007年5月17日 (木)

ダージリン・ファーストフラッシュの魅力

インド・ダージリンの春摘みの紅茶が入荷しました。

紅茶好きにとっては、この時期、「待ってました!」と、今年は何を買おうか心を弾ませるのが、ダージリン・ファーストフラッシュです。

本来なら、ゴールデンウィーク頃には店のティーリストに載せてお客様にご紹介すべきところ、今日になってしまいました。

私が初めてダージリンファーストフラッシュの魅力を知ったときに紅茶の世界の扉が開いて、ハマッテしまったくらいなので、特に慎重に選らんでしまうのです。

この美味しさ、皆さんに伝えた~い!

『ダージリン』って?

ダージリンというのは地名です。ダージリンはインド東北部のヒマラヤ山脈の麓の高原地帯。霧が深く温度差の激しい環境が世界最高級の紅茶を生み出しているのです。

春摘みをファーストフラッシュ。夏摘みをセカンドフラッシュ。秋摘みをオータムナルと言います。摘まれた時期を明記するのは、いつ摘まれたかによって異なる個性を楽しめるからです。ファーストフラッシュ(春摘み)を更に細分化して楽しむ方法があります。それは農園による味の違いを知ることです。そして更に突き詰めると、同じ農園でも摘まれた時期を表すロット番号を見たり、特別な名前をつけて出していたりするので、毎年この時期に「あ~だこ~だ」言って選ぶのが楽しいのです。これって『オタク』?

嬉しいことに私の周りにはオタクさんが多いので、誰が何を買ったとか、何がお勧めだとか、意見交換するのです。私も迷ったあげく、決めました。

『ピュッタボン』という農園の『クイーン』という名を付けられたファーストフラッシュです。

今日から、ポットで 1杯 1,500円で提供させていただいております。

紅茶1杯のこのお値段?どうかと思われます?でも試してみてください。きっとファーストフラッシュのトリコになりますよ。その魅力を知ることはオタクへの入り口かもしれません。1杯に、精神誠意、神経を集中させて淹れますので、お店の混雑時には少しお待たせしちゃうかもしれません。クイーン(女王)に免じて、ご了承ください。

お茶とお菓子 まやんち

東京都大田区蒲田5-43-7 2階

|

« 朝日新聞、我が街かわら版号外 | トップページ | 蒲田モダン切子 工場見学 »

お茶とお菓子 メニュー」カテゴリの記事